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東芝 電気圧力鍋「RCP-30R」口コミ・レビュー「パナソニックと性能比較」

更新日:

40年ぶりにリニューアルされた東芝の電気圧力鍋「RCP-30R」が、2021年12月に発売されました。

商品単体の機能を見ても、本当のメリット・デメリットは見えづらいので、本製品にとても似ているパナソニック「SR-MP300」との比較をすることで、特徴を紹介していきます。

東芝「RCP-30R」評価レビュー

パパ
まずは、東芝「RCP-30R」のスペックと評価を簡潔に紹介!
商品名 東芝 電気圧力鍋「RCP-30R-K」
販売元 東芝ライフスタイル
発売日 2021/12/08
推奨人数 2〜3人
満水容量 3.0L
調理容量 2.0L
自動メニュー数 10種類
外形(cm)幅x奥x高 28.2×26.6×27.5
セット内容 計量カップ , おたま , しゃもじ , 取扱説明書 , 別冊料理集

ボタン1つで「1.8気圧」「1.4気圧」の切り替えができる

パパ
2種の圧力切り替えが最大の特徴。素材によって高圧力→温度を上げて時短。低圧力→煮崩れ対策、と使い分け可能。一般的な機能は及第点。スマホ不要で、レシピブックで完結できる点も人によっては高評価
評価項目 寸評(S〜D 5段階)
自動調理 C 自動メニュー数は「10」、他社の同価格帯に比べればやや多いも、もの足りない数。定番メニューが多いのは実用的
調理豊富さ B 気圧の切り替えが最大の特徴。加えて基本的な調理法はある程度カバー。高機能製品に比べると「蒸す」「発酵」「ベイク」などはなし
使いやすさ B フタはスライド式。片手でつかみやすい取っ手で、付け外しがしやすく、こだわりを感じる。さすが国産メーカー
お手入れ B 内鍋はフッ素加工。パーツが少なく、分解もできるのでお掃除はしやすい部類。

デザインは、好みがあるでしょうが、最近のオシャレ家電とは真逆なシンプル路線。フタ部分は、シルバーでアクセントとなったスッキリしたデザインは、派手さはありませんが、洗練されてれいます。

液晶画面は、表示が小さく、数字記載が主で日本語表示はされません。

昔ながらの家電と洗濯機や炊飯機、電子レンジと同じような仕様です。

ボタンを何度もおして、複雑なメニュー構成が苦手な人、過度なデジタル表示に抵抗がある人には、オススメです。

  • 料理を覚えたいと思い、アイリスオーヤマやパナソニックのものと悩んでいたところ昨年末に発売されたこの商品のデザインに惹かれて購入しました。初心者ですが今のところ使い勝手は良く満足してます。

 

「東芝 RCP-30R」vs 「パナソニック SR-MP300」

パパ
東芝「RCP-30R」とスペックが似通ったパナソニック「SR-MP300」を比較していきます。

どちらも、電気圧力鍋を40年以上前から発売してる国産老舗メーカー。

両者は、デザインを始め、容量、機能、価格帯など、多くの点が似通っています。

最新モデルの発売は、パナソニック「SR-MP300」が先。東芝が後発なので、パナソニックの電気圧力鍋を研究したのでは?と勘ぐってしまいます(利用者としては、切磋琢磨してくれるのはありがたいことです)。

 

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どちらの方が優れているか?
9項目の比較結果を先に紹介!
東芝RCP-30R vs パナソニックSR-MP300

  • 価格:引き分け
  • 本体デザイン東芝
  • 容量:引き分け
  • コンパクトやや東芝
  • 操作性:引き分け
  • 自動調理東芝
  • 手動調理やや東芝
  • レシピ数パナソニック
  • お手入れ:引き分け

東芝が4項目パナソニックが1項目と、全体的には東芝の方が優位項目が目立つ結果となりました。

詳しい違いを、項目別に紹介していきます。

 

【容量】両者同じ「3.0Lモデルの1種類のみ」3〜4人向け

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現行製品は、どちらも1機種のみで、容量は3.0L(調理容量は2L)です。

東芝が40年ぶり、パナソニックが10年ぶりのリニューアル発売された電気圧力鍋。

カレーなら4〜5人分が作れますが、レシピによって、作れる分量が異なります。

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使い方にもよりますが、どちらも3人〜4人くらい向けの商品です。

 

【本体サイズ】横幅、奥行きは、東芝の方が小さい

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設置スペースに影響する本体サイズ。東芝、パナソニックどちらも、3.0Lの電気圧力鍋では、コンパクトが売りです

※持ち手も含めたサイズです。

 

両者とも、本体サイズに大きな差はありませんが、

  • 横幅、奥行きは、東芝
  • 高さは、パナソニック

の方が、わずかに小さいです。

1cmほどのわずかな違いですが、設置スペースに余裕がない場合、よりコンパクトな方を選ぶといいでしょう。

 

炊飯機と比べると、4合炊きよりは1周り大きい程度の大きさ。本体部分でいえば、ほとんど変わらないくらいの大きさになります。

 

【自動調理】東芝「RCP-30R」の方がメニュー数が多い

パパ
メニューを選ぶだけで、料理が作れる自動メニュー。対応するレシピ数を比較してみます。

東芝「RCP-30R」で作れる自動メニュー

東芝「RCP-30R」自動メニュー

10種類

角煮、カレー、煮込みハンバーグ、煮つけ、肉じゃが、筑前煮、スープ、ポトフ、白米、玄米ご飯

パナソニック「SR-MP300」自動メニュー

7種類

カレー、肉じゃが、角煮、ヘルシースープ、玄米、黒豆、甘酒

対応する自動メニューは、東芝「RCP-30R」の方が3種類多いです。

また、東芝「RCP-30R」は、自動メニューのすべてが予約調理に対応しています。パナソニック「SR-MP300」は一部のみ。

さらに、自動メニューのラインナップをみて、東芝「RCP-30R」は、定番メニューな印象。パナソニックは、少し「玄米」「黒豆」など、やや人を選びそうな内容です。

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どちらも、自動メニュー数はそこまで多くないので、手動・自動の両方を使うのが一般的な使い方になると思います

 

【調理豊富さ】圧力の切り替え「東芝」、レシピ数は「パナソニック」が優位

作れる調理の種類について、比較します。

電気圧力鍋で料理を作る方法は、

主に、自動調理と手動調理があります。

手動調理の場合、

「調理方法」「時間」「温度・圧力(一部レシピのみ)」を指定します。

 

自動調理は、メニューを選べば「調理法」「時間」などの指定が不要になる機能です。

※一部レシピには、自動・手動が両方あるレシピもあります。

東芝 電気圧力鍋「RCP-30R-K」3.0L
パナソニック電気圧力鍋「SR-MP300」
レシピ数5080
圧力1.8気圧(80kPa) / 1.4気圧(40kPa)70kPa
無水
蒸す-
炒める-
煮る
低温調理◯(70度)
炊飯
発酵--
ベイク--
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手動調理に関する、東芝「RCP-30R」パナソニック「SR-MP300」の優位点を紹介します

 

東芝「RCP-30R」優位点

  • 圧力の切り替え
  • 時短効果が高い
  • 炒め料理

「圧力切替」ボタンを1タッチで、切り替えられる。LEDでどちらの設定になってるか分かりやすい

東芝「RCP-30R」の優位点は、圧力の切り替えができる点。「1.8気圧(80kPa)」「1.4気圧(40kPa)」の切り替えができます。

電気圧力鍋を全体を見渡しても、めずらしい機能です。

※他社の電気圧力鍋は、1.7気圧(70kPa)の固定が主流

 

気圧が高いほど、温度も上がるので、トロトロにしたい素材には「1.8気圧」を使います。時短効果も期待できます。

 

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調理時間を比べてみます

※時間は、材料の下準備の時間を含めない

レシピによって調理時間は異なりますが、東芝「RCP-30R」の方が調理時間も短く、時短向きと言えるかもしれません。

 

 

煮崩れしやすい素材などで、「1.4気圧」を使うのが適正とされています。

付属のレシピブックにも記載があるので、どちらを選べばいいか迷うこともありません。

一般的なレシピサイトで、圧力鍋を使うレシピでも圧力に言及してることは少ない印象です。使用した圧力鍋を書いてるケースは見かけます。

 

パナソニック「SR-MP300」優位点

  • 蒸し料理
  • 付属レシピブック80種掲載(東芝より30多い)

蒸し料理のレシピは、「茶碗蒸し」などがあります。

「蒸す」メニューはありませんが、「低温」メニュー + 付属の蒸し板を使って、蒸し調理ができます。

 

また、前モデルにあった圧力切替の機能が、削除されています。

おそらく、より機能をシンプルにして、扱いやすくするためだと思います。

 

レシピブックは、東芝、パナソニック、どちらにも同梱されています。

レシピブックには、自動メニュー、手動メニュー、両方のレシピが掲載されています。

基本的には、レシピブックを見て、

材料を確認して、工程にそって、本体の設定をセットしていくことになります。

 

【使いやすさ/操作性】ほとんど変わらない

ボタンや液晶ディスプレイの使い勝手は、両者大きな違いはありません。

 

【フタの扱いやすさ】東芝「RCP-30R」が上

フタは、どちらもスライド式。横にスライドさせて「閉じる」「開ける」に合わせてから、上に引っ張り上げます。

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フタの扱いやすさは、東芝「RCP-30R」の方が上に感じました

東芝「RCP-30R」は、フタと本体のフィット感が絶妙。取っ手が真正面の向きにすると、閉じるになるのも分かりやすいです。

開発者のこだわりが伝わってきました。

東芝も悪くはないですが、少しガタツキ感があります。両手で開ける必要があるので、やや手間がかかります。

フタはそこそこ重量がありますが、女性でも一時的に持つ分には問題ないレベルだと思います。

 

【お手入れ】両者ほとんど変わらない

東芝「RCP-30R-K」付属品

・計量カップ ・おたま ・しゃもじ ・取扱説明書 ・別冊料理集

パナソニック「SR-MP300」付属品

計量カップ、蒸し板、おたま、レシピブック

パナソニック「SR-MP300」は、蒸し料理に対応してるので、蒸し板が付属します。東芝「RCP-30R」には、蒸し板がありません。

 

内鍋は、どちらもフッ素コーティングに対応。汚れが付きにくいので、お手入れの面でプラス評価です。食洗機未対応は、どの製品も同じ。

 

通常、毎日洗うのは内釜。その他パーツは、汚れたら洗うというスタイルになります。

 

オススメは?東芝「RCP-30R」

2年以上あとに発売された東芝「RCP-30R」の方が、全体的に上回る結果となりました。

東芝RCP-30R vs パナソニックSR-MP300

  • 価格:引き分け
  • 本体デザイン:東芝
  • コンパクト:やや東芝
  • 操作性:引き分け
  • 自動調理:東芝
  • 手動調理:やや東芝
  • レシピ数:パナソニック
  • お手入れ:引き分け

東芝「RCP-30R」は、ライバル製品に負けないよう開発されたと思うので、ある意味当然かもしれません。

ただ、レシピブックに掲載のレシピ数が、

東芝50、パナソニック80

と、大きくパナソニックが上回っているのが、気になるポイントです。

 

レシピは、圧力鍋の一般的なレシピを参考にすることも可能です。

執筆時点では、価格はほとんど変わりませんでした。

 

 

東芝「RCP-30R」「動画」

 

東芝「RCP-30R」の「機能」

 

【最安値】東芝「RCP-30R」の価格比較

パパ
東芝「RCP-30R」の各店舗ごとの販売価格を表にまとめました
サイト名価格
Amazon取り扱いなし
楽天17,800円
Yahooショッピング12,980円
ビックカメラ21,750円
ヤマダウェブコム21,780円
エディオン取り扱なし
イオンスタイルオンライン取り扱なし
ノジマオンライン取り扱なし


※価格更新日時:2025/04/23 03:11:40

 

東芝「RCP-30R」の「Q&A」

東芝「RCP-30R」の「ISBNコードは?」

東芝「RCP-30R」のJANコード/ISBNコードは、以下の通りです。

東芝 電気圧力鍋「RCP-30R-K」3.0L
ISBN4904530108754
販売元東芝ライフスタイル
発売日2021/12/08

↑【最安値】価格を見る

 

東芝「RCP-30R」「詳細スペック」

商品名 東芝 電気圧力鍋「RCP-30R-K」3.0L
販売元 東芝ライフスタイル
発売日 2021/12/08
ISBN 4904530108754
推奨人数 2〜3人
満水容量 3.0L
調理容量 2.0L
自動メニュー数 10種類
自動メニュー 角煮、カレー、煮込みハンバーグ、煮つけ、肉じゃが、筑前煮、スープ、ポトフ、白米、玄米ご飯
レシピ数 50
圧力 1.8気圧(80kPa) / 1.4気圧(40kPa)
無水
蒸す -
炒める
煮る
低温調理 ◯(70度)
炊飯
発酵 -
電源コード 1.0m
セット内容 計量カップ , おたま , しゃもじ , 取扱説明書 , 別冊料理集
公式商品紹介

1.8気圧(80kPa)で時短調理

約117℃の大火力で、時間を短縮&おいしさUP。

圧力切換機能

1.8気圧と1.4気圧の切り替えで、素材に合わせて圧力を切り替えられる。玄米は1.8気圧で柔らかい。

「炒める」機能

さっと炒めてから、煮込みができるワンランク上の便利機能搭載。

1台7役で多彩な料理

圧力調理、炒める、煮る、無水調理、低温調理、炊飯、保温

コンパクトサイズ

3L容量で置き場に困らない。

専用レシピブック

定番から本格料理まで、毎日の献立に大活躍。

以上、「東芝「RCP-30R」」の商品レビューでした!

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