比較・選び方

「ホットクック」vs「シロカおうちシェフPRO」5項目を徹底比較

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自動調理器で人気の高い「ホットクック」と「シロカ電気圧力鍋」

  • 「ホットクック」「おうちシェフPRO」機能の違いは?
  • 「ホットクック」が気になったけど、価格が安い「おうちシェフ」も気になる
  • オススメはどっち?

など、「ホットクック」「シロカ電気圧力鍋(おうちシェフPRO)」の購入を比較検討してる人向けに、役立つ情報を紹介していきます。

ホットクックとシロカ(おうちシェフPRO)「特徴は?」

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まずは、「ホットクック」と「シロカ電気圧力鍋(おうちシェフPRO)」の特徴を簡単に紹介!

  • ホットクック:業界売れ筋No1。完成度が高く、圧力を除きほとんど機能はそろってる。高価格
  • シロカ電気圧力鍋:低価格。ラインナップが1〜3人向け。オススメは「おうちシェフPRO」

ホットクックとシロカ電気圧力鍋は、価格帯も全然違いますが、総合力・満足度では「ホットクック」が上です。予算が問題なければ、ホットクックをオススメします。

 

一方、シロカの電気圧力鍋は、1万円台とは思えない機能の充実ぶりが魅了。中でも、高性能で独自機能も備えた「おうちシェフPRO」は、シロカの中でも最も高性能で評判も高いです。

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圧力調理など、ホットクックにない利点もあるので、シロカおうちシェフPROホットクックとの性能比較を行っていきます。
シロカの「おうちシェフ」とは?

「おうちシェフ」は、シロカの電気圧力鍋の製品の一部で、PROなど3タイプがあります。おうちシェフ以外にもシロカの電気圧力鍋はありますが、現在はおうちシェフが最も高性能でオススメになります。

参考シロカ電気圧力鍋を徹底比較「性能差・価格からオススメを紹介」

シャープの自動調理器のブランドは、「ホットクック」のみです。

 

「ホットクック」vs 「シロカ おうちシェフPRO」大きな違い5点を比較

「ホットクック」シロカ「おうちシェフPRO」には、価格差があり、機能もかなり異なります。

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特に重要な4項目(+まとめ表)に絞って違いを解説していきます。

【容量・サイズ比較】「おうちシェフPROは3人まで。4人以上ならホットクック」

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自動調理器/電気圧力鍋えらびで最も大事な本体サイズ容量を比較!
「本体サイズ」と「容量」
  • 本体サイズ:設置場所に影響(取っ手などを含めた外形表記が一般的)
  • 容量:一度に作れる料理のボリューム。内なべの大きさに応じて増える。L(リットル)で表す。「満水容量」「調理容量」の2種類がある
「満水容量」と「調理容量」の違いは?

電気圧力鍋は、内なべの容量によって1度に作れる料理の最大量が変わります。

内なべの容量は、数字L(リットル)で表記しますが、満水容量調理容量の2種類があります。

  • 満水容量:内なべが満杯になるまで、入れられる水の量(商品名に数字が入ることが多い)
  • 調理容量:料理を作れる容量の上限。満水容量の2/3程度(調理方法により異なる)

電気圧力鍋では「満水容量」を商品名や型番に記載するのが一般的です。自動調理器のホットクックなどは「調理容量」が機種名に入っているので、比較検討するときには、注意が必要です。

 

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比較製品はともに、調理容量1.6Lで〜3人向けの製品
ホットクック「KN-HW16F」
シロカおうちシェフ PRO Pタイプ
推奨人数2〜3人1〜3人
容量目安米3合、カレー4皿白米・玄米3合まで
満水容量3.4L2.4L
調理容量1.6L1.68L
36.424.0
奥行き28.326.0
高さ23.227.0
比較のポイント

  • おうちシェフPROは1人〜3人まで、4人以上ならホットクック
  • 横幅おうちシェフPROの方が、10cm以上小さい
  • 高さホットクックの方が、4cmほど小さい
  • レシピ本おうちシェフPRO2人分ホットクック3人分の記載が多い(レシピにより異なる)

 

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本体のコンパクトさは、おうちシェフPROが優位。作れる料理はホットクックの方が少し上です

 

「おうちシェフ」シリーズのラインナップは、調理容量1.68Lのみで、1人〜3人向けの製品です。

ホットクックは調理容量1.0L、1.6L、2.4Lの3種類。おうちシェフPROと同じ1.6Lタイプがあります。

4人以上の家族には、ホットクックの2.4Lモデルがオススメです。

参考ホットクック比較「どれを買えばいい?」

参考非公開: 電気圧力鍋のサイズ比較

 

【調理手法の違い】おうちシェフPRO「高圧力調理」 vs ホットクック「自動かき混ぜ + Wセンサー」

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両者の独自機能で重要な、おうちシェフPRO「高圧力調理」 vs ホットクック「自動かき混ぜ」
ホットクック「KN-HW16F」
シロカおうちシェフ PRO Pタイプ
かき混ぜ
圧力95kPa
レシピ数477以上(公式サイト)142(初期内蔵)83
自動メニュー数130種類83種類

 

おうちシェフPRO「高圧力:業界トップ95kPa」

まず、ホットクックとおうちシェフPRO、両者の最大の違いとも言えるのが「圧力調理」の有無です。

ホットクックは、電気圧力鍋と比較されることが多いですが、厳密には圧力機能がないので、電気圧力鍋ではありません

「おうちシェフPRO」は、電気圧力鍋の中でも高圧力の95kPa(業界最大値)

ただ、圧力機能にはデメリットもあるので要注意。

高圧力のメリット・デメリット
  • メリット:圧力が高いほど、食材を短時間でより柔らかく調理できる
  • デメリット:食材によっては、煮崩れしやすくなる

※圧力は「kPa」で表し値が高いほど、高圧力になる。電気圧力鍋では70kPaが一般的

 

ホットクック「自動かき混ぜ +Wセンサー」温度・上記検知でこがさずに美味しい

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ホットクックの自動調理は1ランク上。ラクに調理したいならオススメ
ホットクックと他社「自動調理」の違い

どのメーカーも「自動メニュー」「オートメニュー」といった機能を売りにしていますが、ホットクックの「自動調理」は、他社と異なります。

他社の自動メニューでカレーを作る場合、

  1. フライパンで下ごしらえ
  2. 材料を煮込む
  3. ルーを入れる

本体の操作も、2回調理方法をセットする手間があります。

※レシピによって、設定が必要な回数は異なります。


一方、ホットクックでは、上記3つの工程を1度に済ませることができます。

ホットクックには、「かき混ぜユニット」Wセンサー(温度・蒸気)で、自動的にかき混ぜが可能なこと。

また、電気圧力鍋ではルーを入れて圧力調理できないこと。などが影響しています。

※おうちシェフPROの場合、カレーの工程は2回メニュー。

 

手動調理(マニュアルモード)「違いはホットクック搭載のベイク」

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普通とは少し違った料理を作りたい人にオススメな手動調理。両製品ともほとんどの調理法に対応してます
ホットクック「KN-HW16F」
シロカおうちシェフ PRO Pタイプ
低温調理
温度調理
炒める
スロー調理
無水
ベイク
蒸す
煮る
発酵
炊飯
手動メニュー煮物を作る / スープを作る / 炒める / 無水でゆでる / 蒸す / めんをゆでる / ケーキを焼く / 発酵・低温調理をする / 煮詰める / 好みの設定加熱圧力調理/低温調理/スロー調理/温度調理・炊めモード/温めなおし

ホットクックのみ搭載「ベイク」はケーキが焼ける

「ベイク」とは?

「ベイク」は、ケーキなど焼き物が作れる調理法です。

ホットクックの自動調理メニューには「りんごケーキ」があります。手動調理「ケーキを焼く」で、その他のオリジナルレシピにも対応できます。

「手動調理(マニュアルモード)」とは?

手動調理(マニュアルモード)は、「調理手法」「調理時間」「温度」などを設定(製品や調理手法により項目は異なる)し、調理する機能。 調理手法は、製品により異なる。 自動調理(オートメニュー)より、操作項目が多くなるが、時間や温度を好みによって変えられる。

 

【レシピ数/自動メニュー/予約メニュー数】ホットクックの勝ち

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作れる料理のレパートリーが増えるので重要な「レシピ数」は、ホットクックの方が圧倒的に上。
ホットクック「KN-HW16F」
シロカおうちシェフ PRO Pタイプ
レシピ数477以上(公式サイト)142(初期内蔵)83
自動メニュー数130種類83種類
予約メニュー数7650
「自動調理・自動メニュー」とは?

「自動調理」はレシピを選ぶだけで、「調理法」「時間」「温度」などの指定なしで、調理できる機能。操作が楽になり、間違いもなくなる。

※メーカーによって「オートメニュー/ プリセットメニュー / 自動調理 / 自動メニュー」など呼び方は様々。

「レシピ数」と「自動メニュー数」の違い

  • レシピ数:付属レシピブックや、公式サイトに掲載されている料理の数
  • 自動メニュー数:レシピを指定するだけで、調理が作れる料理の数(調理手法や時間の指定不要)

自動メニュー数とレシピ数は、同じ場合もあります。レシピ数の方が多く、自動メニューにない場合は、調理手法や時間などを指定して、手動で調理を行います。

自動メニューにないレシピを調理する場合、マニュアルモードで、時間などを指定して手動で調理を行います。

 

ホットクックのレシピは、日々増えていく。専用サイトでおすすめメニューの提示

ホットクックは、無線LANで連携することで、少しずつメニューが増えています。

専用サイトでは、人気メニュー、おすすめメニュー、季節のメニュー、作ったことがないメニュー、お気に入り

など、様々なメニューを提示してくれるので、献立選びも楽になります。アプリは終了してしまいました。

 

他社製品のレシピなどを手動で調理することも、行うこともできますが、「設定名称」や設定温度などが異なり、うまく調理できないことがあります。慣れてくれば、アレンジできますが、まずは内蔵のオートメニューや付属レシピ本で調理をするのが簡単です。

 

その他独自機能

ホットクックの良い点

  1. 豊富なレシピ、自動メニュー
  2. 1回の調理で、全行程対応→フルオートメニューが多い
  3. Wセンサー・かき混ぜユニットが、美味しく焦がさない
  4. 専用レシピサイト(おすすめメニュー提案、買い物リストなど)
  5. 無線LAN連携(レシピが増えていく)
  6. フタ:ボタンをワンタッチで開けて、分離しない炊飯器タイプ
  7. 音声ガイド(おしゃべりが可愛い)

 

【価格比較】ホットクック vs おうちシェフPRO【店舗別の最安値】

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ホットクックとおうちシェフPROの販売価格を安い順にまとめました。

 

【共通点】「ホットクック」と「おうちシェフPRO」

ホットクック「KN-HW16F」
シロカおうちシェフ PRO Pタイプ
発売年月2020年9月2021年9月
推奨人数2〜3人1〜3人
満水容量3.4L2.4L
調理容量1.6L1.68L
かしこい予約
炒める
スロー調理

 

比較まとめ

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まずは、性能をまとめて比較!オススメは時短などの独自機能満載で、コスパの高いおうちシェフPRO

※おうちシェフPRO MタイプとPタイプは、カラーの違いのみ(性能は同じ)

ホットクック「KN-HW16F」
シロカおうちシェフ PRO Pタイプ
発売年月2020年9月2021年9月
推奨人数2〜3人1〜3人
満水容量3.4L2.4L
調理容量1.6L1.68L
外形(cm)幅x奥x高36.4×28.3×23.224×26×27
圧力95kPa
レシピ数477以上(公式サイト)142(初期内蔵)83
自動メニュー数130種類83種類
予約メニュー数7650
かしこい予約
低温調理
温度調理
炒める
スロー調理
液晶表示日本語数字(同時に3項目表示)
カラーレッド / ホワイトグレー
価格39,055円29,800円
シロカ「かしこい予約」とは?

シロカ「おうちシェフPRO」6

  • 通常の予約:白米・玄米の炊飯のみ対応「設定時刻にあわせて調理を開始する」
  • かしこい予約:生肉など傷みやすい食材にも対応。95℃前後で加熱した後、予約した調理時間まで75℃前後をキープし食材を腐らせない。予約時間前になると100℃前後で加熱調理し、予約時間にあわせて料理を完成
シロカ「自動減圧」とは?

圧力調理では、調理後ふたを開けるまで減圧させる時間がかかる。自動減圧は、蒸気を輩出させることで減圧時間を短縮できる機能。シロカ対応機種では、調理前に時短ボタンを押すと自動減圧が行われる。

 

【オススメな人】ホットクックとおうちシェフPRO

シロカ「おうちシェフPRO」がオススメな人

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高圧力など機能が豊富なのに1万円台とコスパが高い「おうちシェフPRO」

  • とにかく安さを重視したい
  • 圧力調理を使ってみたい
  • 設置場所に余裕がない

 

「ホットクック」がオススメな人

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完成度の高さでは、ホットクック

  • 手間を減らして、ラクになりたい
  • レシピや調理法が豊富
  • 満足度が高いものを選びたい

唯一の問題

ホットクック「KN-HW16F」

商品名 ホットクック「KN-HW16F」
商品型番 KN-HW16F
発売日 2020/09/17
推奨人数 2〜3人
満水容量 3.4L
調理容量 1.6L
容量目安 米3合、カレー4皿
外形(cm)幅x奥x高 36.4×28.3×23.2
レシピ数 477以上(公式サイト)142(初期内蔵)
自動メニュー数 130種類
予約メニュー数 76
手動メニュー 煮物を作る / スープを作る / 炒める / 無水でゆでる / 蒸す / めんをゆでる / ケーキを焼く / 発酵・低温調理をする / 煮詰める / 好みの設定加熱
付属品 蒸しトレイ、レシピブック
カラー レッド / ホワイト
価格 39,055円
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シャープ(SHARP)
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シロカおうちシェフ PRO Pタイプ

商品名 シロカおうちシェフ PRO Pタイプ
商品型番 SP-2DP251
発売日 2021/09/24
推奨人数 1〜3人
満水容量 2.4L
調理容量 1.68L
容量目安 白米・玄米3合まで
外形(cm)幅x奥x高 24×26×27
レシピ数 83
自動メニュー数 83種類
予約メニュー数 50
手動メニュー 圧力調理/低温調理/スロー調理/温度調理・炊めモード/温めなおし
付属品 計量カップ、蒸し台、内ふた用パッキン(予備)、レシピ本
カラー グレー
価格 29,800円
良い点
  1. シロカ電気圧力鍋の高機能No1
  2. シロカ最大圧力95kPa、自動減圧で時短評価が高い

シロカの電気圧力鍋でも高機能な「おうちシェフPRO」。TV『がっちりマンデー』や『アメトーーク』で家電芸人に紹介されるなど、度々話題になっている商品です。

「おうちシェフPRO」のみに搭載する「スマートプレッシャー技術」は、「高圧力」「圧力を一定に制御」「自動減圧機能」3つの技術を組み合わせた機能。特に、減圧時間を短縮できる「自動減圧機能」は、調理時間を30%短縮

さらに、PROでは、レシピ数、自動メニュー数も大幅アップし、低温調理、温度調理、炒めも追加。

価格は、他機種に比べてやや高いですが、サイズ・容量さえあえば、シロカでは最もオススメな電気圧力鍋です。

※Pタイプ「SP-2DP251」とMタイプ「SP-2DM251」は、カラーの違いのみで機能は同じです。

口コミ
  • デザインに一目ぼれで予約購入。 実際小さめでシンプルなつくりはキッチンでのおさまりがいいです。
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  • この製品は分解しやすい・洗いやすい・セットしやすいので大変気に入りました。 常に清潔感を保ち使えますので、購入してよかったです。
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以上、「ホットクック」vs「シロカ電気圧力鍋」の商品比較でした!

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