フライパンが有名ですが、電気圧力鍋でも人気なフランスメーカー「ティファール」

目次
クックフォーミーの種類「クックフォーミーとエクスプレスの違い」
クックフォーミー「現行ラインナップ」
今回レビューする電気圧力鍋「クックフォーミー」は、
まず、「クックフォーミーエクスプレス」と「クックフォーミー」に分けられます。
さらに、「クックフォーミーエクスプレス」は、内蔵レシピ数が異なる2つの機種があるので、「クックフォーミー」シリーズの現行機種は、以下3機種があります。



クックフォーミーの3Lモデルは、「ミニ」と表記されることがありますが、公式にはミニの表記がないのが紛らわしいところ。
※クックフォーミーエクスプレス(150内蔵レシピ)は白のみで、色違いを含めると、5種類になります。
「クックフォーミー」と「クックフォーミーエクスプレス」の主な違いはサイズ・容量
「クックフォーミー(ミニ)」と「クックフォーミーエクスプレス」の主な違いは容量です。
- クックフォーミー(ミニ):3L
- クックフォーミーエクスプレス:6L
と、内なべの容量が違うため作れる料理の量が、異なるのが最大の違いです。
※3L(リットル)・6Lは、内なべの満水容量を表しています。
本体サイズは横幅5.6センチ違うので、置き場所のスペース次第では、選択の余地がなくなるかもしれません。
- 内鍋が大きくて、一度に作れる量が多い
- 作る人数で「6人」を選択できる
- 消費電力:1200W(300W高く予熱が少し早い)
- 本体サイズが大きい(置き場所に注意)
利用人数と設置場所から「3L」か「6L」を決める
利用人数と設置場所から、「3L」と「6L」どちらが最適かを決めるといいでしょう。
利用人数は、
- 4人〜6人程:クックフォーミーエクスプレス(6L)
- 3人:どちらでもOK
- 1人〜2人:クックフォーミー3L
クックフォーミー3Lは、メーカーでは2〜4人向けの製品として紹介されています。
調理をするときにも、「2人」か「4人」を選ぶことで、レシピの材料が切り替わります。
クックフォーミーエクスプレス6Lは、「2人」「4人」「6人」から選択できます。
当然、食べる量や子供の有無などで、最適なサイズは変わってきます。
食べる量が多めな家族なら、6L。
少食な家族が多いなら、3Lを選んでもいいかもしれません。
設置場所によっては、選択の余地がない場合もあるので、最初に設置場所のサイズ確認をオススメします。
- 39cm以上:クックフォーミーエクスプレス(6L)
- 33〜38cm:クックフォーミー3L
- 32cm以下:別製品を検討する
また、消費電力はクックフォーミーエクスプレスの方が1200Wと大きく、予熱の時間は早い特徴もあります。
900Wのクックフォーミーミニも予熱時間の早さを売りにしていて、口コミでも評判は悪くありません。
「クックフォーミー」vs「クックフォーミーエクスプレス」比較まとめ
クックフォーミー エクスプレス(CY8511・CY8521)「評価レビュー」
商品名 | クックフォーミー エクスプレス |
---|---|
販売元 | ティファール(T-fal) |
発売日 | 2017/10/01 |
推奨人数 | 3〜6人 |
満水容量 | 6.0L |
調理容量 | 4.5(推定)L |
手動メニュー | 圧力調理、通常調理、再加熱、保温 |
自動メニュー数 | 150種類 |
外形(cm)幅x奥x高 | 38.0×35.0×32.5 |
付属品 | 蒸しかご/ 蒸しかご台/ 計量カップ |
カラー | ホワイト |
評価項目 | 寸評(S〜D 5段階) |
---|---|
自動調理 | A |
調理豊富さ | C |
使いやすさ | A |
お手入れ | D |
クックフォーミー エクスプレス項目別評価
【自動調理】評価「A」
自動調理:150レシピ
予約調理:自動調理には未対応
自動調理(クックフォーミーでは「レシピ」メニューと呼ぶ)は、評価が難しいところです。
まず、自動調理対応のレシピ数は150で、電気圧力鍋ではトップ。
マイナス点は、自動調理では予約設定に対応していないこと。
予約設定は、以下のような機能です。
- 朝に予約して、夕方に完成
- 夜に予約して、翌朝に完成
最大15時間後までの時間をセットすると、完成時間から逆算して、調理を開始します。(炊飯機の予約と同じ)
時間になるまで、長時間材料をなべに入れたままの状態にするので、材料がいたんでしまうため、自動調理には対応していません。
※ホットクックなどは、予約と同時に調理を始めて、温度調節することでこの問題に対応した製品もあります。
クックフォーミーでは、マニュアル圧力調理のみ、予約可能になっています。圧力調理でも、生物の調理では予約設定をしないよう、説明書に注意書きがあります。
肉、魚介類、卵や牛乳などの生ものを調理するときは、予約設定をしないでください。食材は室温に置いておくと、状態が悪くなるおそれがあります。
クックフォーミー説明書より
クックフォーミーは、時短を売りにした商品なこともあって、予約機能には力を入れていない印象です。
また、他製品と統一するため、自動調理という言葉を使っていますが、クックフォーミーでは「レシピ(調理)」機能であって、自動感は薄めなのも気になるところです。
例えば、チキンカレーを作るにしても、
- 「炒める」
- 「圧力調理」
- 「煮込む」
と、3つの工程に分かれていて、都度「はい」のボタン操作が必要です。
メニューによって、工程数は変わってきますが、相性が良い料理と悪い料理があります。
【調理豊富さ】評価(手動メニュー)「A」
クックフォーミーでは、「マニュアル調理」と呼びます。
一方、専用アプリに掲載されてるレシピは、360以上あり圧倒的な数です。
クックフォーミー/クックフォーミーエクスプレスの、調理方法と温度設定は以下のとおりです。
- 圧力調理 70kPa 115℃
- 強火 160℃
- 中火 90℃
- 弱火 75℃
- 再加熱 70℃
- 保温 63℃
同メーカーティファールの「ラクラクッカー」シリーズでは、1°単位で温度調整が可能です。
また、ラクラクッカーの「低温」「発酵」「ベイク」など少し特殊な調理に、クックフォーミーでは対応していません。
よほどこだわりのある人でなければ、クックフォーミーの設定範囲でも十分だとは思います。
使いやすさ評価「A」
フタの開け方
本体のフタは、片手でも開けやすい構造になっています。
また、一般的な炊飯機のように、フタが本体から離れないのも、材料を入れるときに便利です。他製品では、フタが取れるので、一時的に置く必要がある。
本体の操作
ボタンは、「OK」ボタン、「戻る」ボタン、「操作」ダイヤル
と、他製品に比べてかなり少ないボタン数ですが、直感的に扱うことができると思います。
ダイヤル式のつまみは、ボタンに比べて操作が楽です。特に、レシピを選ぶ負担が軽減します。
レシピ選択
クックフォーミーで、レシピを選択するには3つの方法があります。
- 本体
- スマホ専用アプリ
- 公式レシピサイト
※付属レシピ本、なし
それぞれ、一長一短あるので、特徴を解説していきます。
まずは、「本体からレシピを選ぶ」方法です。
- 前菜
- メインディッシュ
- デザート
- 1週間レシピ
合計150のレシピが、4つのカテゴリに分類されています。
1カテゴリあたりのレシピが膨大なので、レシピを探すのが大変なのが難点です。
他製品との大きな違いとして、本体からも材料の分量まで見れる点にあります。
他製品が、レシピ本やスマホなども見なくてはいけないのに対して、クックフォーミーでは本体だけで完結できます。設置場所はキッチン近くに置けるのが理想です。
スマホ専用アプリ
次のレシピを選ぶ方法が、スマホ専用アプリ『クックフォーミー』です。
※「iOS」「Android」対応の無料アプリ
シャープ「ホットクック」向けのアプリが2022年に終了したので、クックフォーミーが専用アプリに対応してる唯一の電気圧力鍋になります。
専用アプリの利点は多々あります。
- 材料やレシピ名で検索できる
- 季節のレシピなど、10以上のカテゴリから選べる
- どこからでも検索したり、レシピを見れる
- 調理の工程ごとに、画像&タイマー付きでナビ
- お気に入りでレシピを管理
- 買い物リストを登録できる
- おすすめメニューを提示してくれる
- 冷蔵庫にある食材を登録&検索
特に、重要なのが材料やレシピ名を検索できる機能です。
買い物リスト、冷蔵庫の食材などは自分で登録する手間はありますが、うまく使いこなせば、献立選びから買い物までの一連の流れば、便利になります。これらの点に魅力を感じた人は、クックフォーミー一択となるでしょう。
残念な点が、レシピに番号がついてないので、アプリでレシピを見ても、本体では名前から選ぶ必要があることです。
他社のホットクックやアイリスオーヤマであれば、レシピ番号があるので、番号を選ぶだけですみます。
クックフォーミー本体で、レシピをうまく探すコツとしては、お気に入りを活用する点にあります。
ただし、お気に入りは、アプリと本体で独立しています(連携できる製品は他社にもなし)
Wifi機能はないので、本体とアプリでの連携する機能もありません。
【お手入れ】評価「B」
クックフォーミーは、お手入れの評判があまり良くありません。
内鍋は、セラミック加工で、汚れは落としやすいですが、洗うパーツが多く洗うのが面倒です。
ふた、ボールキャップ、減圧ボール、バブルカバーといった部品が分かれているためです。
クックフォーミー エクスプレスの「おすすめ点」
- アプリ対応
- 時短
- 対応レシピ数が多い
「クックフォーミーエクスプレス」ならではの利点は、
- 容量が大きい
という点があります。反対にデメリットは、本体が大きいので、重くて、置き場所のスペースをとる点です。
本体は、一度設置すれば、日常的に移動させるケースは基本的にないはずです。コンセント形状もガッチリ差し込むタイプで、本体の大きさ的にも食卓において、鍋のように利用するには不向きです。
日常的に持ち運びするのは、内鍋の方です。設置場所はなるべくキッチンから近くに設置できると使い勝手が上がります。
クックフォーミー エクスプレス「動画」
クックフォーミー エクスプレスの「機能」
【最安値】クックフォーミー エクスプレスの「価格比較」



サイト名 | CY8511JP (150レシピ内蔵) | CY8521JP (210レシピ内蔵) |
---|---|---|
Amazon | 25,480円 | |
楽天 | 36,855円 | 22,769円 |
Yahooショッピング | 27,996円 | 20,776円 |
ビックカメラ | 販売終了 | 43,780円 |
ヤマダウェブコム | 販売終了 | 39,402円 |
エディオン | 販売終了 | 39,800円 |
ノジマオンライン | 販売終了 | 39,402円 |
※価格更新日時:2025/04/21 19:40:33
クックフォーミー エクスプレスの「Q&A」
クックフォーミー エクスプレスの「ISBNコードは?」
クックフォーミー エクスプレスのJANコード/ISBNコードは、以下の通りです。
クックフォーミー エクスプレス「詳細スペック」
商品名 | クックフォーミー エクスプレス 6.0L「CY8511JP」150レシピ内蔵 |
---|---|
販売元 | ティファール(T-fal) |
発売日 | 2017/10/01 |
JAN/ISBN | 3045386378197 |
推奨人数 | 3〜6人 |
満水容量 | 6.0L |
調理容量 | 4.5(推定)L |
外形(cm)幅x奥x高 | 38.0×35.0×32.5 |
自動メニュー数 | 150種類 |
手動メニュー | 圧力調理、通常調理、再加熱、保温 |
電源コード | 1.5m |
付属品 | 蒸しかご/ 蒸しかご台/ 計量カップ |
毎日の料理に強い味方。
時間も手間もかけたくないけど、おいしい手料理を作りたい、毎日のレパートリーを増やしたい。
そんな願いを叶える機能がこの一台に。
●【60レシピ追加で、210レシピ内蔵になり、毎日の献立に悩まない!】
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圧力をかけて調理をするので、普通のなべと比較した場合、最大1/3まで調理時間を短縮できます。忙しい時など、時間をかけずに、食卓が彩れます。
●【毎日のお料理に使いやすい、1台7役!】
・圧力調理:時間のかかるお料理も圧力調理で時短に。
・炒める:フタを開けたまま炒めてチャーハンや焼きそばも。
・煮込む:カレーや煮物など煮込み料理もほったらかし。
・蒸す:温野菜・茶碗蒸しなど蒸し料理もお手軽に。
・炊飯:白米・玄米・おかゆ・もち米の炊飯可能。
・保温機能(63℃、最大5時間)
・再加熱機能(70℃、最大3時間)
※保温機能、加熱機能の時間設定はできません。
●【使いやすさにこだわった多彩な機能を搭載】
・2~6人分が一度に作れる6Lの大容量。にぎやかなファミリーや、常備菜などたくさん作り置きしたい料理に便利です。
・火を使わない電気の調理だから、「クックフォーミーエクスプレス」が調理している間、キッチンにつきっきりでなくても大丈夫。自由な時間が生まれます。
・便利なクイックスタートガイド付き。付属のクイックスタートガイドは、レシピ画像付きで見やすく、材料も紹介されていて、食材のお買い物にも便利です。
・使用後のお手入れもカンタン。内側はこびりつきにくいセラミックコーティング。鍋自体も軽いので扱いやすく、洗うときもラクラク。食洗機対応です。
クックフォーミーエクスプレス150レシピ内蔵
以上、「クックフォーミー エクスプレス」の商品レビューでした!
クックフォーミー(ミニ)3L(CY8701JP・CY8708JP)「評価レビュー」






商品名 | クックフォーミー「CY8701JP」「CY8708JP」 |
---|---|
販売元 | ティファール(T-fal) |
発売日 | 2020/10/01 |
推奨人数 | 2〜3人 |
満水容量 | 3.0L |
調理容量 | 2.0L |
手動メニュー | 圧力調理、通常調理、再加熱、保温 |
自動メニュー数 | 210種類 |
外形(cm)幅x奥x高 | 32.4×31.4×26.8 |
付属品 | 蒸しかご/ 蒸しかご台/ 計量カップ |
カラー | ホワイト |
クックフォーミー(CY8701JP/CY8708JP)動画
クックフォーミー エクスプレス「詳細スペック」
商品名 | クックフォーミー 3L「CY8701JP」 |
---|---|
販売元 | ティファール(T-fal) |
発売日 | 2020/10/01 |
JAN/ISBN | 3045386382736 |
推奨人数 | 2〜3人 |
満水容量 | 3.0L |
調理容量 | 2.0L |
外形(cm)幅x奥x高 | 32.4×31.4×26.8 |
自動メニュー数 | 210種類 |
手動メニュー | 圧力調理、通常調理、再加熱、保温 |
電源コード | 1.5m |
付属品 | 蒸しかご/ 蒸しかご台/ 計量カップ |
調理準備がはやい
210レシピ&季節ごと1週間分のレシピ内蔵
ボタンを押すだけ
内蔵レシピが料理づくりを教えてくれる
余熱時間がはやい
ハイパワーで余熱時間が短く、調理スタートまであっという間
調理時間がはやい!
圧力調理で調理時間を短縮!
安心安全・お手入れ簡単
自動排気で安心安全
クックフォーミー 3L
以上、「クックフォーミー ミニ 3L(CY8701JP/CY8708JP)」の商品レビューでした!
「クックフォーミー」と「ラクラクッカー」の違い
ティファールが扱う電気圧力鍋シリーズには、以下2種類がありますが、「クックフォーミー」「クックフォーミーエクスプレス」は、自動調理が魅力のクックフォーミーシリーズになります。
- 「クックフォーミー」シリーズ
- 「ラクラクッカー」シリーズ



- 価格が安い(機能は抑えめ)
- 本体サイズがコンパクト
- 自動メニューは少ない(マニュアル調理が主)
- 液晶は「4ケタの英数字」
- レシピ本からレシピを探すが主な使い方
-
ラクラクッカープラス「CY353AJP」「CY352AJP」評価レビュー
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