知育おもちゃとして話題の「スロープトイ(玉転がしおもちゃ)」は、値段も種類もバラバラです。
という人にオススメのスロープトイを紹介します
- 子どもの年齢に合った「スロープトイ」が分かる
- スロープトイのおすすめ商品が分かる
- パーツ種類/数などの違いが分かる
目次
スロープトイ「おすすめポイント」
- 自由にコースを作れるから、想像力が育つ
- 試行錯誤で、考える力が身につく
- 親も夢中になって楽しめる
- 上から下へコースを作るので、重力や立体の概念を学べる
- 液晶画面を使わないので、眼にやさしい
- 後からパーツを割安で追加できる
基本的には、違うメーカーと混ぜて使うことはできません。
なので、「最初にどのシリーズを選ぶか」が、重要になります。
1. ピープル「ピタゴラス ボールコースター」シリーズ【1才半〜】
対象年齢 | 1才半〜 |
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接続 | 磁石式 |
価格帯 | 低〜中価格 |
- 磁石でピタッ!小さい子でも組み立てしやすい
- パーツが透明で、流れるボールの動きが見えるのが楽しい
- パーツの種類が少なめで簡単(数は少なくない)
- ボールが大きいから、誤飲の心配がない(他社はビー玉サイズ)
- 磁石が弱め(安全性を考慮)で、強い力を加えるとくずれやすい(人による)
- 自由にコースを作れるのは、小さいうちは難しい(他商品も同じ)
スロープトイでは、ユニークな磁石式。
強い力でなくても組み立てがしやすいのが最大の特徴です。対象年齢も今回紹介する中で、最も低年齢向けです。
他社ではボールにビー玉相当を使う中、卓球玉ほどの大きさで誤飲の心配がないのもポイントです。(パーツも大きめ)
「1才半から遊べる」と商品名にもありますが、コースを自在に組み立てるには難しいです。説明書に見本もありますが、年齢によっては大人と一緒に組み立てれば、見様見真似で楽しめると思います。
付属するボールが、1〜2個と少ないので、1つずつボールを落としていく遊び方です。
ピタゴラス自体は、1992年の発売から30年弱の歴史ある知育おもちゃですが、2021年にボールコスターが発売されたばかりです。
数多くあるピタゴラスと連携はできますが、コースターの拡張ラインナップは多くありません。
2. くもん出版「くみくみスロープ」シリーズ【3才〜】
対象年齢 | 3才〜 |
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価格帯 | 低〜中価格 |
- 10年以上の実績、価格含め総合評価NO1
- 一度作ったらくずれにくい、接続の安定感◯(たっぷり100)
- 拡張キットもあり
- コスパが高い
- パーツによって接続部分が固め(個人差あり)
- ボールが直径1.6センチ(ビー玉相当)で、小さい
- 原色カラーで、デザイン的におしゃれ感は低め
「公文式のドリル」でも有名な、くもんのおもちゃ。スロープトイでも10年以上の実績がある定番。パーツ数の多い「くみくみスロープたっぷり100」でも、他社に比べる割安に買えます。口コミでの総合評価が最も高いです。
昔ながらの玩具という原色のシンプルデザインです。
3. バンダイ「ころがスイッチ」シリーズ
対象年齢 | 3才〜 |
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接続 | ブロック(レゴのようにはめ込み) |
価格帯 | 中価格 |
- 対象のキャラクターが好きな子には、ぴったり
- 仕掛けがが多くて楽しい
- キャラ物にしては割高感がない
- シリーズ内で接続できるので、連携できる
- パーツの接続が難しい(個人差あり)
今回紹介するトイスロープの中で、唯一キャラクター物商品です。
※他にもキャラ物がありますが、近年新たな発売がなく、割高なのでオススメから除外してます。
レゴのように、2つのブロックの突起をつなげるタイプの玩具です。
対象年齢が「3才以上」ですが、子どもだけで完成させるのは、なかなか大変です。
ギミックが楽しめるのは間違いないでしょう。
一方、プログラミング的論理思考をきたえるには、ある程度の年齢でないと難しそうです。「プログラミング要素」には、過度な期待は持たないほうが良いと思います。
4. キュボロ(CUBORO)【5才以上】
対象年齢 | 5才〜 ※Amazonなどでは4才以上の表記ですが、本家説明書によると目安は5才以上 |
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接続 | 積み木のように並べる |
価格帯 | 高価格 |
- 大人も夢中になる
- 木製の品質が高くて、見た目も良いのでプレゼントに最適
- ビー玉を使うので、なくしてしまっても代用が簡単(付属もしてる)
- 価格が高め
- 難易度が高いので、小さい子の利用は注意
他社のブロック型と違って、木製なのでピッタリとはめずに、積み木のように並べていくタイプです。
少しのズレで転がした玉が、上手く動かなくなったり、勢いが強すぎてコースアウトするので、難易度は高めです。パーツの位置をずらしたり、種類を変えたりと試行錯誤していくことを狙った設計です。
各パーツの特性を理解して、本格的に楽しめるのは小学生以上ともいわれています。
「将棋の藤井聡太さんが、3才から遊んでいた」ことで、知育おもちゃとして人気に火が付いた商品です。
「知育玩具」というとかなり低年齢なイメージがあることもあって、実際の年齢とのギャップがあるようです。
木製のクオリティが高く、手触りがよくて見た目もおしゃれ感があります。対象年齢と予算が合えば、プレゼントとしては最適だと思います。
5. ユリイカ
対象年齢 | 3才〜(5才以上を推奨) |
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接続方式 | 積み木のように並べる |
価格帯 | 高価格 |
- 安心の日本製(CEマーク取得)
- 2年保証(返品交換は購入から30日)
- キュボロと互換あり(組み合わせて使える)
- キュボロよりパーツ数が多くて安い
- ラインナップが少ない(2021年現在2種類)
- 2017年に販売開始、2020年に法人化した若い会社
キュボロが、あまりの人気で品薄となった2019年に発売された「ユリイカ」
キュボロよりパーツ数が多い割に、価格は安いのでコスパが高いです。
公式の対象年齢が、3才以上となっていますが、難易度はキュボロと同等です。パーツの種類が異なるので、若干難易度は下。
コースを自在に組み立てる独創力が発揮できるのは、もう少し上の年齢(4・5才以上)になると思います。
ラインナップが少ないですが、キュボロと同じサイズのピース(一部サイズ違いあり)なので、互換性があります。
スロープトイの選び方「対象年齢・パーツ数で難易度が結構ちがう」
対象年齢は、主に3つに分けられます(当サイトによる独自の仕分けです)。
1.5才〜3才未満
1.5才〜3才未満には、磁石式でボールも大きい「ピタゴラス ボールコースター」がオススメです。
3才〜6才未満
3才〜未就学児には、好きなキャラがいれば「ころがスイッチ」
キャラクターに思い入れがなければ「くもん くみくみスロープ」がオススメです。
小学生以上
小学生以上には、コスパ重視なら「ユリイカ」
本物・元祖にこだわりたいなら「キュボロ」がオススメです。
ユリイカでも高すぎるという人には、
小学生以上でも、3才〜6歳未満で紹介した、「くもん くみくみスロープ」、「ころがスイッチ」でも楽しめると思います。
パーツ種類/数:パーツの種類と数は、多ければあきにくく長く遊べますが、大きいとくずれやすくなったり難易度が難しくなります。また、ギミックの有無によって、満足度も変わってきます。