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パナソニック「SR-MP300-K」評価レビュー
商品名 | パナソニック 電気圧力鍋 3L【SR-MP300-K】 |
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販売元 | パナソニック(Panasonic) |
発売日 | 2019年5月 |
外形(cm)幅x奥x高 | 29.2×27.8×27.0 |
推奨人数 | 2〜3人 |
満水容量 | 3.0L |
調理容量 | 2.0L |
自動メニュー | |
手動メニュー | 圧力調理、煮込み、無水調理、低温調理 |
炊飯 | △ |
電源コード | 1m |
付属品 | 計量カップ、蒸し板、おたま、レシピブック |
発売当時(2019年)には、優位だったコンパクトさ。近年は3Lでコンパクトな製品が増えてきて、機能的にも類似製品に見劣ります。長年家電で実績のある国産メーカー Panasonicの安心感はありますが、現行モデルが1製品しかないことから、あまりメーカーの本気が見られません。
発売当初の評判が良かったこともあって、人気ランキングでまずますの位置で見かけます。
価格変化が大きいので、類似商品より価格メリットが大きいか、置き場スペースとのサイズが理想的という場合には、検討してもいいかもしれません。
「SR-MP300-K」は、パナソニックが販売する唯一の電気圧力鍋になります(2022年現在)
容量は3Lですが、実際の調理容量は2Lで、2〜3人が最適です。
カレーなら5人前、白米5合が一度に作れますが、4人以上で使うなら、もう1サイズ上の製品の方が適切です。
用途や作るメニューにもよるので、「5人でも不便なく使ってます」との口コミも見かけました。
サイズは、特に横幅が29.2cmとコンパクトなのが特徴。他社の3Lモデルで、30cmを切るのは、めずらしいです。反面、高さは27cmと平均的です。
横幅、奥行きのスペースが手狭で、置き場所に困っている人には、オススメな製品といえます。
フタは、開閉の位置にスライドさせてから、開けるタイプです。(他製品には、ボタン1タッチで開く炊飯器のようなタイプもある)
最初はなれるまで、少しだけ不便に感じるかもしれません。フタごとばらせるので、お手入れの面ではプラスです。
作れる料理の数は、自動8メニュー、手動80種以上。
手動メニューの種類は、及第点ですが、自動メニュー8種類と少ない点は、マイナス要因といえます。
機能・操作性は、良くも悪くもかなりシンプル。
例えば、低温調理など一部をのぞいて、温度設定ができません。(調理時間は設定可能)。他製品では、1℃単位で設定できるので、温度の調節まで、試行錯誤したい人にはマイナス点と言えます。反面、おぼえる機能も少なく、操作も1ステップ少なく済みます。
液晶ディスプレイは、英数字が4文字のかなり簡易的。他製品のように、日本語や図は表示できません。
自動メニューの選択も、数字で選びます。
自動メニューの番号は、本体やレシピブックで確認できます。
エラーなども英数字で表示されるので、説明書とあわせて確認する必要があります。
従来の電子レンジや洗濯機と同等な作りなので、複雑なメニュー構成が嫌な人には、シンプルな作りと言えます。
電源コードは、1mと短めなので設置場所とコンセントの距離は事前に確認しておきましょう。
本体と電源コードは、取り外しできません。安全性はありますが、本体ごと食卓に持っていく用途には使えません。鍋はもちろん取り外しできますが、熱いので取り外しが難しい。
総合評価
サイスがコンパクトで、それなりの価格で、シンプルな機能が売りの電気圧力鍋と言えるでしょう。
パナソニックという国産メーカーで、多くの家電を販売してきた実績面、サポート体制の安心感も評価できます。
ただし、2019年発売の製品なので、現在はさらにコンパクトで、高機能な製品も発売されてきたので、手放しに褒められるスペックでもなくなっています。
自動メニューが少ないので、手動を中心に使う人向けと言えます。
パナソニック「SR-MP300-K」がおすすめな人
- 機能はシンプルで良い。たくさん機能があっても使わない
- レシピブックを見て、手動メニューを中心に使えればいい
- ネットよりも、紙のレシピブックで十分
- サイズ感があってる
パナソニック「SR-MP300-K」口コミ
- 買って損なし!コンパクトで静かで手入れも楽で大変便利です。コンロで使う圧力鍋とは別物。体調が悪くてもスイッチ押して放っておけるので助かりました。
- 5人家族で使うには少し小さいかと思いましたが、おかず1品足すのに調理負担がぐんと減りました。我が家では炊飯器と同じ感覚で炊飯器の隣においてほぼ毎日使っています
- 炊飯器と鍋の代わりに購入しました。 スープものをよく調理するので、ガスコンロから解放されて快適です。サイズ感としてはもうワンサイズ大きいタイプが選択肢にあってもよかったと思います。
- これは良いものですよ。 あんまり期待しないで買ったのですが、 僅かな時間で本当に圧力調理が簡単にできます。
- 口コミを見て買いましたが良かったです。 値段は高かったですが、おでんもカレーも煮込み料理がなんでもできます。 温泉卵も作ってます。
- 非常に使える製品。もっと早く買えばよかったと思った。操作性もシンプルで分かりやすく、品質もパナソニック製の安心感もある。家族4人分だと、1回で使い切りの料理が作れる。時短効果が大きいので、1日で2回転とか稼働させられる。
- おそらく、電気圧力鍋のなかでもかなりのハイグレードなクオリティだと思うほどすごい。 豚の角煮からデザートのプリンなど、意外とシンプルな色々な料理を作れます。 これ一台で令和乗り越えられそうなレベルで何でもできるという感じです。
- 豚の角煮、魚の煮つけ、カレーも作りましたが時間が掛かりすぎでした(無水鍋の方が楽)。特に味が良いという事もありませんでした。
- 今ではなくてはならない家電に。購入してから約3ヶ月、ほぼ毎日使っています。
- さすがPanasonic、まさに令和の鍋 料理の腕がなくても、急に料理上手になった。 特に時短がはかれ、働いて疲れて帰ってきても直ぐに料理が出来て大変助かります。
パナソニック「SR-MP300-K」機能評価
自動メニュー(レシピ):評価「△」
「SR-MP300-K」の自動メニューは「レシピ7種類」。他製品に比べて、あまり多くありません。
- カレー
- 肉じゃが
- 角煮
- ヘルシースープ
- 玄米
- 黒豆
- 甘酒
1〜4までは、定番メニューなので良いとして、
5〜7の「玄米」「黒豆」「甘酒」は、定番レシピとは言い難いので、利用者を選びそうです。
また、自動メニューといっても、完全に自動とはいえないメニューもあります。
※他製品にも当てはまるので、「SR-MP300-K」特有のデメリットとは言えません。
- 材料を入れて、「自動メニュー 1」で調理
- ルーを加えてから、「煮込み」「10分」
※2回の操作が必要です。
「肉じゃが」は、自動メニューだけで完結します。
手動メニューの中でも、ゆで卵のように
- 圧力調理
- 1分にセット
とこれだけで、完了するメニューもあります。
手動メニュー(調理の種類):評価「◯」
「SR-MP300-K」は、4つの手動メニュー(調理方法)で、料理を作ります。
80種以上のレシピ(レシピブック80、メーカーサイト100)を参考に料理を作れます。
レシピブックに、材料と操作手順がのってるので、ネットやアプリを使うのに抵抗がある人でも利用しやすいでしょう。
炊飯機能:評価「△」
- 圧力炊飯なので、柔らかい食感になる
- ご飯の保温は推奨されていない
- 予約炊飯できない(玄米のみ対応)
- 「炊飯」専用のボタンがない(他社機種にあり)
「SR-MP300-K」では、炊飯に対応していますが、炊飯機や他機種に比べると機能は劣ります。
- お米は滅多に炊かない
- 理由があって、2台目の炊飯機が欲しい
- 白米以外のご飯を食べてみたい
といった理由がなければ、炊飯機の代わりとして「SR-MP300-K」を購入するのはオススメできません。
白米は、2〜5合まで炊けますが、メニューによって水の量も変わるため、炊ける量が変わります。
「SR-MP300-K」で炊けるご飯の種類と量
メニュー | 米の量(カップ) | コース | 設定時間 |
---|---|---|---|
白米 | 2〜5 | 圧力調理 | 5分 |
麦ごはん | 2〜5 | 圧力調理 | 8分 |
炊き込みごはん | 2〜3 | 圧力調理 | 3〜5分 |
もち米 | 2〜4 | 圧力調理 | 10分 |
おかゆ | 1 | 圧力調理 | 10分 |
玄米ごはん | 2〜4 | 自動調理5 | (30分) |
玄米がゆ | 1 | 圧力調理 | 40〜50分 |
製品説明書には「炊飯器で炊くご飯に比べて、柔らかく、もちもちしたご飯に仕上がります」とあります。
「玄米ごはん」だけ、自動調理に対応しています。
自動メニューは、「設定時間の設定が不要」「時間予約できる」点が異なります。逆にいえば、自動メニューは時間設定できないので、かたさの調整もできません。
その他の白米などは、「圧力調理」を選んで、「時間」をセットすることで、炊飯ができます。
ごはんの保温機能は、推奨してない
「SR-MP300-K」は、保温機能がありますが、ご飯の保温は推奨していません。
他メーカーも動揺ですが、「保温」の温度設定ができないため、ご飯の保温に適していない(熱すぎて、固くなる)のが理由だと思います
「SR-MP300-K」と他社 電気圧力鍋(3L)を比較
電気圧力鍋の人気メーカー「ティファール」「アイリスオーヤマ 」を、比較対象としてピックアップしました。
- 「3L(2〜3人向け)」
- 価格帯が近い
- 人気製品(メーカー)
価格・発売日
「CY352AJP」と「PC-MA3」は、どちらも、パナソニック「SR-MP300-K」の後に発売されています。を参考に製造した?と思えるほど、機能や仕様が似ています。
安価な価格が売りのアイリスオーヤマ。価格面では、一歩リードしています(執筆時点)
サイズの違い
比較商品は、いずれも2〜3人用の電気圧力鍋です。満水容量は3Lで同じなので、作れる料理の量に違いはありません。
ただし、本体のサイズに違いがあります。
作れる料理数
料理の作り方が「手動」「自動」の2種類に分けられるのは、どの製品も同じです。
自動メニューは、4〜7種類と多くないので、手動メニューをメインに使っていきます。
比較まとめ
パナソニック「SR-MP300-K」動画
パナソニックの公式動画です。
【最安値】パナソニック「SR-MP300-K」価格比較
サイト名 | 価格 |
---|---|
Amazon | 17,980円 |
楽天 | 18,580円 |
Yahooショッピング | 18,580円 |
ビックカメラ | 23,310円 |
ヤマダウェブコム | 23,310円 |
エディオン | 26,000円 |
イオンスタイルオンライン | 30,580円 |
ノジマオンライン | 32,780円 |
パナソニック「SR-MP300-K」の「Q&A」
パナソニック「SR-MP300-K」の「ISBNコードは?」
パナソニック「SR-MP300-K」のJANコード/ISBNコードは、以下の通りです。
パナソニック「SR-MP300-K」「詳細スペック」
商品名 | パナソニック 電気圧力鍋 3L【SR-MP300-K】 |
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販売元 | パナソニック(Panasonic) |
発売日 | 2019年5月 |
ISBN | 4549980265987 |
満水容量 | 3.0L |
調理容量 | 2.0L |
自動メニュー | |
手動メニュー | 圧力調理、煮込み、無水調理、低温調理 |
電源コード | 1m |
炊飯 | △ |
付属品 | 計量カップ、蒸し板、おたま、レシピブック |
圧力調理で時短&手軽な本格調理。
素材本来の栄養とうまみをいかす「無水調理」&「ヘルシースープ」コース。
キッチンに馴染むコンパクトサイズ。
コード長さ:1.0m
以上、「パナソニック「SR-MP300-K」」の商品レビューでした!