「歴代のガールズ戦士は、どうやって選ばれてきたの?」という疑問に応えるために、
歴代ガールズ戦士のオーディションの内容をまとめてみました。
オーディションの概要が公開されていた1作目〜3作目までの内容を主に取り扱っています。
注意
極力事実を優先に記述していますが、筆者の推測が含まれるため内容に誤りがある可能性があります。
ガールズ戦士シリーズのファン向けに書いた内容で、今後のオーディション受講者に向けて書いた正確な情報ではありません。
このページの目次
初期は一般公募 → 3作目から非公開オーディションへ
作品タイトル | オーディション概要 | 受付開始 |
---|---|---|
ミラクルちゅーんず | 一般公募(雑誌) 「テレビドラマ主役オーディション」 | 2015年12月 |
マジマジョピュアーズ | 一般公募(WEB) 「TVドラマガールズオーディション」 | 2017年7月 |
ファントミラージュ | 一般公募(WEB) LDH主催「THE GIRLS AUDITION」 ※初期メンバーのみ | 2018年5月 |
ラブパトリーナ | 非公開 | ※2019年実施 |
キラメキパワーズ | 非公開 | ※2020年実施 |
ガールズ×戦士シリーズ(当時ガールズヒロインシリーズ)の構想をプロデューサーが、練り始めたのは2014年だったそうです。
シリーズ1作、2作目までは、一般公募で「テレビドラマの主役を選ぶ」名目でオーディションが開催されました。
3作目「ファントミラージュ」は、一般公募でしたが「グランプリはLDH所属」とだけ示されてました。つまり表面的には、2作目までと違って、テレビドラマのオーディションであることは明かされていませんでした。
4作目「ラブパトリーナ」、5作目からは一般非公開(なはずです)。詳細は不明ですが、おそらくEXPG STUDIO内などに限定したオーディションで主演が選定されてるものと推察されます。
以下に、「ミラクルちゅーんず」と「ファントミラージュ」のオーディション概要を紹介します。
「ミラクルちゅーんず!」主演オーディション
オーディション名 | テレビドラマ主役オーディション |
---|---|
開催時期 | 2015年12月1日〜1次オーディション |
募集媒体 | ちゃお2016年1月号 |
製作発表 | 2017年1月17日 |
2015年12月、女児向け雑誌『ちゃお1月号』で、『テレビドラマ主役オーディション』の一般公募を開始します。
募集段階では、「2017年春テレビ放送開始予定」とだけ明かされていて、オーディション後にタイトルが公開されます。
「マジマジョピュアーズ」主演オーディション
オーディション名 | TVドラマガールズオーディション |
---|---|
開催時期 | 2017年7月24日〜8月9日までエントリー受付 |
募集媒体 | WEBサイト http://tvgaudition.jp(現在削除) |
募集年齢 | 小学5年生~中学2年生までの女の子 |
オーディション概要には、
「優秀者はテレビ番組に主役ユニットとしてレギュラー出演」とあり、
明確に「ミラクルちゅーんず」続編と公表してなかったようです。おそらく受講者(と親)は察していたはずです。
※三好佑季はオーディションでmiracle²「Catch Me!」を歌唱
オーディションの模様は、「ひみつちょーだいスペシャル」という特番で少しだけ映像が放送されました。
番組では、初期メンバー3人だけが流れたので、追加メンバーの2人が同オーディションから選出されたのか不確定です。
マジマジョメンバー涙「ひみつちょーだい!スペシャル」感想
続きを見る
↓「ひみつちょーだいスペシャル」収録DVD↓
「ファントミラージュ」主演オーディション(WEB公募→TV放送)
2018年LDH主催の『THE GIRLS AUDITION』で、ファントミラージュの初期メンバー3人+山口莉愛が選ばれています。
このオーディションの経過は、TBS「週刊EXILE」で数週間に渡って放送され、前述の4人は番組でも放送されました。
4人目石井蘭はインタビューで、
LDHのアーティストになりたくて、『ガールズ×戦士』シリーズのオーディションを受けました
と答えていますが、ファントミ初期メンバーが残った最終選考には、石井蘭の名前はありませんでした。
つまり、別途オーディションが開催された可能性があると考えていますが、詳細不明です。
ちなみに3作目から、主役以外のメインキャストにもLDHアーティストが複数人出演。キャスティングにおける、EXPG/LDHの比重が高くなってきています。
LDH主催ガールズオーディション2018「選考メンバー」まとめ
続きを見る
「ラブパトリーナ」のオーディション(2019年)
ラブパトリーナの主演オーディションは、詳細が不明です。
2020年のインタビューで、渡辺未優(ツバサ役)が、「去年この(ラブパト)オーディションに受かって〜」と、語っていました。
つまり、2019年にラブパトリーナのオーディションがあったことは確かなようです。
一般公募のオーディションは確認できてないので、EXPG内で一般非公開でオーディションが行われたと推測しています。
山口莉愛は、1作品前にもメインキャストで出演しているため、2018年のオーディションでラブパトリーナの主演も決まっていたものと考えられます。
「キラメキパワーズ」のオーディション(2020年)
2021年7月に放送されたキラメキパワーズのSP特番で、オーディションについて紹介がありました。
少なくとも一般公募はしてなかったはずですが、「全国から応募を受け付けていた」という趣旨で紹介されていました。
比嘉優和は「通い始めたダンススクールでお声がけいただいた、ガールズ戦士シリーズのオーディションで〜」と話していました(2022/05/05放送「Lucky²のラッキートーク」)
よって、EXPGの一部生徒を対象に、オーディションが行われたようです(おそらくラブパトと同じ方式)。
SP特番の映像を見る限り、1次審査はPR動画投稿で、最終審査は審査員を前に行われたようです。
ビッ友×戦士キラメキパワーズ全話「感想まとめ」
続きを見る
オーディションの募集年齢は何才?
各オーディションごとに募集条件の年齢は異なっていました。
作品タイトル | 募集年齢 | 放送時年齢 |
---|---|---|
ミラクルちゅーんず | 小1〜中3 | 小3〜高2 |
マジマジョピュアーズ | 小5〜中2 | 小6〜中3 |
ファントミラージュ | 小4〜20才 | 小5〜21才 |
ラブパトリーナ | 非公開 | 非公開 |
年齢は、左側がオーディション時の年齢。右側は、放送時に何歳(学年)になるか?という意味です。
ミラクルちゅーんずは、放送の2学年前に募集が行われたので、放送時「小3〜高2」になる子を対象にしていたことになります。
※撮影は放送前から開始している
※ファントミラージュの年齢が高いのは、『LDHアーティスト』に対する条件であって、ガールズ戦士に求める条件はもう少し低年齢なはず
過去のソニー・ミュージックのスタッフ発言によると、女児向け音楽は初めてで、手探りで進めてきたようです。
miracle2のメンバーは小6から中2。ターゲットの女児たちにとっては、この年齢がリアルに憧れるマックスなのかもしれません
ソニー・ミュージックのスタッフ(2018年当時)
※ミラクルちゅーんず当時の視聴者ターゲットは、2才から6才にしぼったとのこと
今後のガールズ戦士の年齢は?
過去のガールズ戦士(1作〜4作)の年齢は、小6〜高1(放送開始時)です。
※山口莉愛のファントミ放送時は、小学5年生
最低でも、この年齢幅はガールズ戦士の条件として許容されていることが分かります。
※ミラクルちゅーんずは、シリーズ化・音楽グループ継続を考える前の作品なので、今後のガールズ戦士を予想する際の参考にはなりません。
オーディションの審査項目は?
過去のオーディションでは、
「歌・ダンス・演技・自己PR」
などの審査が行われてきています。
審査員は、三池監督はじめ、LDH/EXPGなど関係者によって行われています。
ミラクルちゅーんずの映像では、最終オーディションでは10〜20名近くも審査の場にいました。
※初期はおもちゃ・雑誌関係者もいたのかもしれません。近年はEXPG/LDH側が担当してるのかもしれません
色んな要望・アドバイスを受けた上で、最終的な決定は三池監督が下してるものと推測しています。
特にEXPG STUDIO生徒の情報は、EXPGの関係者であれば数年見てきてるわけです。
審査のポイントは、ルックスも含めて個々のスキルも重要なのでしょうが、
人間的な魅力なども考慮されてるものと推察できます。
三池監督がインタビューで時折発言される「ピュアな部分」も見ているのではないか?と個人的には思っています。
以上、ガールズ戦士シリーズのオーディション概要でした!