「ビッ友×戦士 キラメキパワーズ!」とはどんな作品になるのでしょうか?
過去の「アイドル」「魔法」「ひみつ」「ポリス(愛)」に比べて、テーマが分かりにくい気がします。
三池監督のインタビュー発言を引用して、「バトル」「戦いの描写」がどうなるのか?といった内容を考えてみました。
6/5追記:当ページ内で「バトル」について書きましたが、6/5の舞台挨拶イベントで、「バトルシーンに注目」とユヅキが発言していました。
【キラパワ&ラブパト登壇】6/5映画ラブパト「舞台挨拶ライブビューイング」動画公開
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2021年4月、作品公開前に書いた内容です。新情報が出てきた後、見当違いのことを言ってる可能性も大ですが、その辺のハズしぶりも含めて読んでいただければ幸いです。
このページの目次
「ビッ友」→テーマは友情・冒険・ゲーム?
5/21追記:公式サイトに公開された動画で、「大冒険をゲームスタート!」と、主演らしき子たちの声だけ聞くことができました。
「冒険」「ゲーム」というワードが鍵になりそうです。見出しにだけ冒険・ゲームを追記しました。
〜以下、公式公開前の内容(4月執筆)〜
今作のタイトル「ビッ友×戦士 キラメキパワーズ!」
「ビッ友」という単語は、造語だと思いますが、「友」という単語から、友情がテーマになると考えられます。
「ズッ友」=「ずっと友だち」をひねって生まれた言葉に思えるので、「ビット」という言葉は作中でも登場するのでしょうか?
※「ビット」は、コンピューターで単位を表す言葉として使う
※「ズッ友」はギャル語が起源で2012年には流行語大賞11位
テーマは友情といっても、「友情・絆・仲間」は、歴代シリーズのテーマ曲でも度々歌詞に登場する重要な要素。
作品タイトルに入ったのは初めてですが、常にテーマの1つとして制作スタッフから意識されてきたはずです。
シリーズ過去作では、メンバーに少し癖のあるキャラがいたり、時間を経て仲を深める演出が取られることがありました。
個人的には、この絆が深まっていく過程と、癖のあるキャラの有無に注目してます。
ラブパトの「可愛らしさ」とは真逆の路線?
最初にタイトルロゴを見たとき「パワーズ」「ビッ友」の単語や、書体のイメージから、前作ラブパトの可愛さとは真逆の印象を受けました。
書体も角ばっていて、男児アニメの「熱血」「友情」みたいな雰囲気を受けます。
「ラブパトとは作風をガラッと変えてくるのかな?」という感想を持ちました。
「キラメキ」の言葉イメージからは、ガールズらしさもあるので、抑えるところは抑えつつ、変化を加えてくるのかな?と。
ロゴの力強さを見ると、バトルをガツガツやりそうな雰囲気ですが・・・。
ファントミから「暴力で解決しない」ルール誕生 → キラメキパワーズでは?
三池崇史 監督のインタビュー記事(劇場版ラブパト)で、「暴力で解決しない」ことをルールの1つだと明言しています。
三池:脚本の加藤陽一さんは以前からシリーズを通して、「暴力で解決しない」ということを作品の基本的なルールの一つと掲げていました。
シネマルシェ(https://cinemarche.net/interview/miiketakashi/)
これは、劇場版ラブパトのインタビュー。脚本の加藤陽一さんは、シリーズ3弾『ファントミラージュ』、4弾『ラブパトリーナ』を担当しています。
つまり、加藤さんが担当された「ファントミラージュ」以降に、「暴力で解決しない=非暴力」というルールが明確になったことになります。
個人的に興味深かったのが、三池監督でなく、加藤さんの意見だったという点です。
三池:悪者を殴り倒したりしない戦い方もある。「戦う」というより「癒す」というのがラブパトの戦い方
初期から「ダンス・音楽で戦う」「敵を癒やす」コンセプトはあったはずですが、ファントミ以降でより明確になったというところでしょうか。
暴力描写で高い評価を得てきた三池監督ですが、「戦い」より「癒す」を重視されてることが複数のインタビューから伺えます。
「暴力で解決しない」は、女児が真似しないように、という影響力の配慮もあるのでしょうか。
※ちなみに、加藤陽一さんは「妖怪ウォッチ」で、北斗の拳を元ネタにした必殺技を産み出して、モロに攻撃描写があったりします
三池監督は、次のようにも語っています。劇場版ラブパトでのインタビューですが、次回作を想定した答えにも見えます。
愛や平和を語って暴力でねじ伏せ、叩きのめすのも、それはそれで非常にリアルな表現だと思いますが、そうじゃない形で表現する可能性は、ラブパトのキャラクターたちが与えてくれたものです。作品の中でその表現を達成していくには、まだまだ別のやり方がある。自分の中ではいつかとんでもないものが完成する予感がありますが、それがどういうものなのかは、未だ掴めていないですね。
個人的にキラメキパワーズで気になるのが、この「非暴力」路線は受け継がれるのか?という点です。
この投票で、どこが伸びるのか気になってます↓
2021/04/16投票開始
2021/07/11 表記を「ギャグ」→「コミカル」に修正しました
作品の見方に正解はもちろんないですが、
実は「こだわりはない」が一番しあわせなのかな、と思ったりもします。
キラメキパワーズ制作スタッフは?シリーズ構成「加藤陽一」は継続か?
執筆現在、キラメキパワーズの制作スタッフは発表されてませんが、加藤陽一さんがシリーズ構成を継続する可能性が高いと思います。
アニメ脚本家としてヒット作品に多く携わる加藤陽一さん。三池監督からの信頼も高そうで、制作側が変えてくる可能性は低い気がします。
※関連物販の売上などでは、ファントミラージュは歴代最高だったと推測(ファンの評価とは別)。キラメキパワーズはファントミ全盛期には、企画が動き出してると思うので、加藤さんが辞退しなければ、変更はないかなと
三池監督をはじめ、監督の方が一般的に注目されがちですが、
個人的にシリーズ構成の方が作風の影響力は高いと思っています。
加藤陽一さんといえば、多くの決め台詞を生み出してることでも有名。
「私のハートファンファンしてる!」
「完全に始まってる!」
など、視聴者にひっかかる台詞が素晴らしいと思います。
日曜あさ9時『ひみつ×戦士 ファントミラージュ!』はヨツバが加わり、ここからも面白いエピソードが続きます。ファントミでは「イケない心、ちょーだいします!」「私のハート、ファンファンしてる!」「完全に始まってる!」等の決め台詞を作りました。ヨツバのアイテムゲットシーンもお気に入り。 https://t.co/Csgug30GRJ
— 加藤 陽一 Yoichi Kato (@yoichi_kato) May 11, 2019
個人的に、決め台詞はラブパトよりファントミの方が好き。
キラメキパワーズでは、決め台詞も楽しみの1つです!
ギャグ・パロディが多いのも、加藤さんの意向だと思います。
初期のラブパトは、対象年齢を下げて、大人向けの要素を減らした?と思ったりしたのですが、
過去(アニメ担当時)インタビューを読むと、加藤さんは大人のファンもかなり大切にされてる方だと分かりました。
また、「子供向け」というより「分かりやすさ」をとても重視して、途中からの視聴者への配慮を大事されているようです。
加藤さんが脚本を手掛けた印象深いタイトル(本人セレクト)は、
「妖怪ウォッチ」「アイカツ!」「宇宙兄弟」「ヤッターマン」
などがありました(数年前のインタビューより)
結構過去作の経験を使ったりすることもあるそうです。
まとめ
キラメキパワーズの制作スタッフは、おそらく大半が踏襲になりそう
特に、作品に大きな影響を与える「シリーズ構成」が誰が担当するか注目!
という内容でした。
大半の人の関心は主演の子でしょうが、個人的には制作スタッフってすごい気になるんですよね。
※本当はもっと掘り下げて書きたいことが山程あるのですが、需要も微妙だと思うので自重。
ここまで読んでいただいてありがとうございましたm(_ _)m
公式発表があり次第、更新するかもしれません。