劇場版ラブパトリーナを映画館で観てきました!
- 映画を観てない人→ネタバレなしの感想
- 映画を観た人→ネタバレありの感想
を意識して、それぞれ感想を書きました。
去年のファントミ映画は、タイミングを逃して記事を書けなかったので、勢いで書きあげました。
このページの目次
【ネタバレなし】劇場版ラブパトリーナを観た感想
緊迫感と緩和で生まれる笑いが、
TVで見れないテンポとクオリティ子供向けのわかりやすい笑いから、
低予算を逆手にとった三池崇史ワールド全開で、
大人もクスッとできる面白さ映画版キャストは素晴らしいの一言
ファントミは見た目だけでなく、
演技も成長してたな〜☺️ pic.twitter.com/qgckjoDq5F— Girls²×ラブパト ファンサイト管理人 (@girlsheroines) May 22, 2021
★5つの満点評価。
感想を書こうとすると、「ここをこうしたら良かったのに〜」とか素人ながらに思ってしまうのですが、
今作はほとんどそれがありませんでした。
三池監督は「映画を意識しすぎない」と去年と同じことをインタビューで語ってましたが、
個人的には映画ならではの特別感を感じられました。
もちろん、ラブパトらしさを感じつつ、パワーアップさせた感じかなと。
セットは要所要所で作り込みもありつつ、手を抜くところは思いっきりチープで笑いに変える手法は、まさに三池崇史ワールド。
過去シリーズを見てきた人間の感想ですが、ラブパトのことを知ってれば、十分に楽しめる内容だと思います。
以上、劇場版ラブパトリーナ「ネタバレなし」の感想でした。
注意
以下より、ネタバレありの感想です
【ネタバレあり】劇場版ラブパトリーナを観た感想
各項目ごとに感想を書いてみました。
基本良かった点ばかりなので、最初にマイナス点をあげておきます。
唯一の不満は「テーマ曲の音量の小ささ」
個人的な唯一の不満が、音量の物足りなさ。特にテーマ曲は、映画館ならではの大ボリュームを体感したかった。
私はイオンシネマ(初めて行った場所)で観たのですが、音の大きさは映画館ごとにかなり変わるそうです。
子供向け作品という点も、考慮されてるのでしょう(実際うちの子供は大きい音が苦手)
去年のファントミは、ユナイテッドシネマで観たのですが、歌が大ボリュームで流れただけで感動したんですが、今回はそこまで没入できませんでした。映画館スタッフによるらしいので、イオンシネマ=音が小さいでもないそうです。
不満というほどでないですが、先輩戦士5人の出番は、もう少し増やせなかったかな〜と思ったりもしました。
以降、良かった点を書いていきます。
子供向け・大人向けを意識された笑い
TV版にも言える特徴ですが、「子供から大人まで楽しめる」が映画ではさらにパワーアップしてました。
鬼滅の刃パロディに始まり、おなら、う○ちなど、
子供が大好きなネタ満載。
笑える小道具、柳沢慎吾さんのネタ、モナリザのパロディなどは、大人視聴者も意識してたはず。
滑り台を土偶のボスキャラが滑ってくる絵面は、シュールで面白かった。
ロケ地「スパリゾートハワイアンズ」は、あれが撮りたかったから?と納得のオチ。
真面目なシーンの最中に、突然ギャグを入れてくるのは、
緊張と緩和という基本だと思いますが、
TV版以上にハイテンポで、手数も相当な量だったのが映画ならではの贅沢感がありました。
ストーリー「基本シンプルで、随所に意外性も」
ストーリーは、子供にも分かりやすくシンプルな内容でしたが、意外性も随所に見せてたのはさすがでした。
犯行予告で、悪ピョコの犯行と思わせておいて、実はラブゼーロになった相川警部がラブダイヤモンドを奪いに来たり、
脚本:加藤陽一氏による、流石なシナリオでした。
柳沢慎吾(59)・加藤清史郎(19)「キャスティングが絶妙」
映画らしい特別感を作り出してくれたのは、2人の功績が大きいと感じました。
脚本家:加藤陽一さんがファンで、三池監督のオファーで実現したという柳沢慎吾さんの配役。
バラエティで見せるネタは唐突に始まりますが、警察官役のドラマで見せる無線ネタは、また一味違ったなと。
柳沢慎吾さんが、面白いのは認識通りでしたが、シリアス演技もここまでいけるとは、驚きました。
終盤の突入しての爆発シーン。やや展開には強引さも感じましたが、柳沢慎吾さんの演技力で成立してしまった気がします。
序盤で子供からかっこ悪いと言われてたのを挽回して、視聴者もスッキリな結末。
加藤清史郎さんは、失礼ながら子供店長のイメージで止まっていたのですが、この人も素晴らしい。
(筆者は海外ドラマ派で、国内ドラマは最近ほとんど見てない…)
加藤清史郎さんが公式ツイートで「超真剣にふざけてきた」と語ってましたが、まさにこれ。
真面目さとギャグ要素が行ったり来たりするのを、完全に演じてました。
この2人じゃないと成立しなかったんじゃない?と思えるほど、絶妙なキャスティングだと感じました。
ラブパト「リアクション・セリフ回しが成長」
ラブパト4人が印象的だったのは、
靴下の匂い攻撃や、相川警部のう○ちシーンのリアクションで、リアルな良い演技を見せてたシーン。
テレビドラマで同じようなシーンがあっても、あそこまでの感じにならなかった気がします。
テレビ版の撮影とそこまで時期は変わらないと思いますが、
セリフ回しも上手くなってた気がしました。
ファントミラージュ「活躍ぶりは納得!?身長と演技力が成長!」
サブタイトルには「怪盗からの挑戦」
公式あらすじには「お宝を追って現れたのはあのファントミラージュ」
と、ファントミ vs ラブパト?と、あえて引っかかりを持たせるような狙い(PR)だったのかなと。
実際には、予告映像などから、対戦にならないと分かってた人がほとんどだとは思います。
ファントミがラブゼーロになって対戦とかにならず、共闘する展開で良かったと思います。
ファントミの活躍具合は、個人的には納得できる内容でした。適度な活躍を見せて存在感も見せてくれたと思います。
ファントミ目当てで見に来た人には、物足りなかった可能性もありますかね。
それにしても、ココミがラブパトと並んだときのお姉さんぶり。何度観ても、未だに慣れない。
ツバサたちも身長は伸びてるんですけどね。
あと、身長だけでなく演技も成長してました。
ガル学で声優経験が効いたのか、セリフ回しもより自然になってました。表情の演技は元々みんな上手でしたが、アップでない場面でもインパクトのあるリアクション取ったりと、印象的でした。サライの喜び笑顔も○
夏に公開予定の実写版ガル学への期待も高まります。今度のガル学は、ラブパト4人も出るのかな〜。
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先輩戦士5人「戦士衣装は◎、期待値も上がってしまった」
ミラクル&マジカルの5人は、ちょっと出番少なかったですかね?
戦士衣装は、昨年からの大きな改善点でしたが、その分期待値が上がってしまったかも。
※個人的には、期待値を上げすぎないために、予想とかしないようにしてる
事前公開されてたシーンがほとんどだったと思うので、もう1シーン欲しかったかな。尺を考えたら、限界だったのでしょう。
来年キラパワ映画があったら、出演はあるでしょうか?
戦士衣装になる度に、これで最後?とファンで噂されるのですが、戦士卒業前にオールスターで観たいかな。
物足りなかった人は、TVラブパトと実写ドラマガル学に期待!
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最後のシーン「謎の少女=キラメキパワーズ主演2人が登場」
本編後の最後におまけ映像のような形で、ラブパト次回作
「ビッ友×戦士 キラメキパワーズ!」の作品が発表されました。
エンドロールのクレジットには、「謎の少女」と「本人の名前」が流れてました。
映画公開にあわせて、公式サイト(ティザーサイト)もオープン。
※子供向け特典の「マックスラブリーカード」の裏面には、公式サイトへのQRコードがありましたが、特別な情報はありませんでした。
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まとめ
正確な数字は分かりませんが、ラブパト映画はコロナ禍で集客に苦戦してるようです。
私が観た映画館は、公開2日目の土曜日にも関わらず座席の埋まり具合は全体の3%程度でした。
WEBの座席予約を見る限り他も、あまり変わりませんでした。
そして、どこまでがコロナの影響なのかも不明です。
あまりに数字が悪いと、映画製作やシリーズの存続も見直されるかもしれません。これから少しでも集客が伸びることを願ってます。
以上、劇場版ラブパトリーナを観た感想でした!