「ユーチューバーみたいに動画を撮って編集したい!」という子どもの願いに応えたカメラ型トイ バズカム(正式名称:#バズゅCam)
動画と写真の撮影・編集ができて、リアクションまで、一連のステップが楽しめる商品です。
カメラ型のおもちゃは今までにも多くありましたが、編集やSNS部分にも力を入れた商品としては、他に類を見ない新しい要素が満載な仕上がりに。「バズ(再生数やいいねを大量にもらえる)」が商品名に入ってることからも、SNS部分まで子どもに体感させてあげたいという商品コンセプトが伝わってきます。
対象年齢6歳以上、とおもちゃとしては少し上の年齢層をターゲットにした商品ですが、この価格帯なので、大人目線では物足りない部分もあります。実際の機能などを紹介していきます。
バズカム「評価レビュー」
『#バズゅCam(カム)』のカラーバリエーションは、パープルとミントの2色!
さらに、初回特典のストラップの有無も含めると、計4種類から選択できることになります。
商品名 | #バズゅCam |
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販売元 | セガトイズ(SEGA TOYS) |
発売日 | 2023/12/07 |
カラー | パープル/ミント |
対象年齢 | 6才〜 |
電池 | 単4電池x4本 |
画面サイズ | 2.4インチ |
カメラ | 1個(前/背 回転) |
メニュー数 | 10アプリ77メニュー |
セット内容 | 本体、タッチペン、三脚付き自撮り棒、グリーンバックシート、取扱説明書、保証書 |
定価 | 13,200円 |
今までありそうでなかった新ジャンルのVlogカメラ型トイ『#バズゅCam』
Vlogは、Video Blog(ビデオブログの略。ブログの動画版で、YouTube、TikTok、Instagramなどでのサービス。Vlogカメラは、それらのサービスに投稿する動画や写真を撮影するための専用のカメラのこと。多機能で10万円近くする高級な商品が多い。
従来のキッズカメラ、トイカメラも、写真や動画を実際に撮影できましたが、エフェクトをかけて楽しむ程度でした。
そもそも海外製なので、日本語との相性が悪かった、という問題もあります。
『#バズゅCam』は、国産メーカーのセガトイズ。過去に発売してきた、パソコントイ、タブレットトイのノウハウが各所に生かされてることが伺えます。
「自分もYouTubeをやってみたい!」という子は多いと思うのですが、いくつかハードルがあります。
何をしたいのか分からなかったり、編集の仕方が分からなかったり、親目線では顔出しの問題などもあります。
それらのハードルをグンと下げて、子供のやってみたい!を実現できるおもちゃだと思いました。
ちょっとしたゲームやクイズなども入ってるので、すぐに飽きて使わなくなった、という問題はなさそうです。
目次
#バズゅCam「良いと思った点」
- 三脚にもなる自撮り棒付き
- テンプレートで手軽に編集
- 『バズ』で、撮影や編集のモチベもアップ!
1. 三脚にもなる自撮り棒付き
Vlogカメラでおなじみの自撮り棒付きタイプ。形を変えることで、三脚と自撮り棒にできるのもいいアイデア。
この手のパーツは、たくさんありすぎても、付け替えたりするのも面倒でなくしたりもしますからね。
三脚は、自分ひとりを映す程度でしたら不要ですが、例えば、自分のおもちゃと一緒に動画を撮ったりするときに便利ですね。
ちなみに、従来のトイカメラで、自撮り棒も三脚付きの商品はほとんど見かけません。いわゆる昔ながらのカメラ形をしてるので、別商品の自撮り棒などを取り付けることも難しいんですよね。
2. 60種類のテンプレートで手軽に編集
動画作りの魅力の1つが、字幕などの編集。
実際の動画編集は、時間も知識も必要で、簡単ではありませんが、
テンプレート式にすることで、子供でも手軽に動画編集を体験できる仕組み。
もちろん、親の携帯やタブレットを使えば、今どきこの手の編集はできますが、
子供1人でやれることに意味があると思います。
そもそも、携帯用アプリを選んだり、広告があったり、追加課金が必要だったり、色々気にすべきポイントも多いので、親に知識がないとなかなかハードルが高かったりもします。
付属のグリーンバックシートを使用した背景合成や、顔認識エフェクト機能
などは、携帯アプリでも実現できないような本格ぶり。
エフェクトや背景を見てると、撮影のアイデアもわいてくるでしょうね。
3. 『バズ』で、撮影や編集のモチベもアップ!
擬似的ではありながら、コメントがもらえたり、「いいね」「フォロワー」が増えていく仕掛けも面白い試み!
バズのご褒美で、アイテムやメニューが増える楽しさもあります。
YouTuberの醍醐味は主に、
撮影・編集・リアクションの3つのフェーズがありますが、『#バズゅCam』は3つすべて体験できることに価値があると思います。
その他にもミニゲームやクイズもあって、ボリュームいっぱいの商品になってます。
#バズゅCam「残念・惜しいと思った点」
- 自撮り棒にボタンはついてない
- 充電なし、乾電池で動作
1. 自撮り棒にボタンはついてない
前述した「良い点」で書いた「自撮り棒」ですが残念ながら、棒の部分にボタンなどの操作機能はありません。
自撮り棒を持ちながら、本体のボタンを押して撮影することになります。(ボタンをつけると、無線(Bluetooth)機能が必要になるので、コスト的に難しかったのでしょう)
「自撮り棒の意味がないんじゃ?」と思わなくもないですが、安定感が多少変わるのと、自撮り棒を使ってるユーチューバーぽさは味わえるのだと思います。
2. 充電対応なし、乾電池で動作
バズゅCamで、最も惜しいと感じたのが、乾電池動作な点。
セガトイズは、充電式のおもちゃタブレットの発売実績はあります。技術的には問題ないはずですが、コストや耐久性、重量などの関係から見送ったのだと推測します。
動作時間はわかりませんが、利便性を考えると、USBケーブルによる充電に対応してほしかったと思いました。
ちょっと厳しいツッコミをしてしまったかもしれません。
この辺に対応していれば、スマホを持ってる中学生くらいでも使えるアイテムになったかもしれません。
個人的には、スマホをまだ持ってない小学生向けのアイテムなのかな?という感想です。
#バズゅCam「動画」
#バズゅCam「使い方・遊び方」
【最安値】#バズゅCam「価格比較」
#バズゅCamの「Q&A」
#バズゅCamの「対象年齢は?」
#バズゅCamのメーカー推奨年齢は、6才に設定されています。
#バズゅCamの「ISBNコードは?」
#バズゅCamのJANコード/ISBNコードは、以下の通りです。
#バズゅCam「詳細スペック」
以上、「#バズゅCam」の商品レビューでした!