ひみつx戦士『ファントミラージュ』の、作品テーマである「ひみつ×戦士」「怪盗」について考察してみたいと思います。
出演者の紹介
目次
ファントミラージュ=正義の怪盗
- 正義・・・怪盗(ファントミラージュ)
- 悪の組織・・・逆逆警察
主人公が怪盗な作品は数多くあります。多くの作品からのオマージュが感じられますが、ただのパクリとはいえないオリジナリティある作品になっていそうです。
主人公の怪盗を捕まえる警察は、ルパンの銭形警部など珍しくないですが、警察が悪というのは怪盗モノでは珍しい気がします。
「正義の怪盗 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! イケない心 ちょーだいします!」
ひみつ×戦士 ファントミラージュは正義の怪盗。
逆逆警察によって「イケナイヤー」にされてしまった人から、「イケない心」をちょーだいして平和を取り戻す!
そのキラキラな大活躍は、ネットなどでどんどん話題になっていくが、正体はゼッタイにひみつなのだ!
ファントミラージュは、世界の平和を守ることができるのか!?
公式サイトのあらすじより
テーマの「ひみつ」はどういう意味?
ファントミラージュの「ひみつ戦士」の意味は、
「世間に正体がバレてはいけない」
というそのままの意味のようですね。
ただ、存在が秘密なのはガールズ戦士シリーズをふくめ、女子の変身ものではお約束です。わざわざテーマにするには違和感がありました。
「キラキラな大活躍は、ネットなどでどんどん話題になっていく」
と公式サイトにあるので、前作とは違った緊迫感も魅力の1つになりそうです。
ファンディー「ダメだ、秘密戦士だけに正体は誰にもバレてはいけない」
ココミ「正体がバレたら、わたしに恐ろしいことが起きるって言ってたよね?」
正体がバレたら何が起きるのかは、まだ明らかになっていません。
普段は中学生だけど怪盗
前作マジマジョピュアーズと違って、ファントミラージュでは制服になりました。
制服の方が、中学生っぽさがあっていいですね。ファントミラージュたちが作中で何年生なのかは分かりません。
学校では普通の女の子だけど、本当の姿は「正義の怪盗」というシチュエーションは子供がワクワクさせる展開なはず。
ファントミラージュは、選ばれたひみつ戦士!「イケナイ心」を盗んで平和を取り戻す怪盗
ファントミラージュは、「心を盗む」ことで、平和を取り戻す怪盗です。
女子3人の怪盗といえば『キャッツアイ』。
『キャッツアイ』は本当に盗みをしますが、ファントミは子供向けの番組なので、あくまで盗むのは心だけ?のようですね。
- 悪の組織「逆逆警察」がイケてる人を『イケナイヤー』に変える
- ファントミラージュに変身して、『イケナイヤー』と戦う
- ファントミラージュが「イケない心」を盗んで、元の姿に戻す
というのが、基本的な流れになりそうです。1話では主役ココミのお父さんがイケナイヤーになって、親子対決が実現するようですね。イケない心を盗むのには、ファントミトリックという武器を使います。
安定のコメディ路線
関口メンディ演じるファンディーが湯呑の中に登場するシーンなどを見ると、今作ファントミラージュもやっぱりコメディ路線になりそうです。
ファントミラージュのボスである「ファンディー」がひみつ戦士を探すところから、物語は始まるようですね。
彼がなかなか良い感じにコメディ感を出してくれそうな気がします。
今作もシリアスとコメディを良い感じにミックスして、楽しませてもらいたいですね!
ファントミリングとひみつのカギは、魔法のような存在
ファントミリングは、変身に必要なアイテム。
ひみつキーは、お役立ち機能がつかえるツール、という扱いですが、実質魔法のような存在ですね。
ひみつキーは作中で使うと、次のような効果があります。
- 「笑わせる」
- 「いろんな音を聴ける」
- 「ファントミラージュ同士で話ができる」
もちろん、おもちゃになって発売されます。
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悪役「逆逆警察」の魅力がカギを握る
ファントミラージュが面白くなるかは、逆逆警察の魅力にかかってる気がします。
ファントミラージュの逆逆警察は、タイムボカーンシリーズの「マージョー一味」「ドロンボー一味」を連想させる3人組。
前作の邪魔邪魔団もただの憎むべき敵キャラとはいえない良い味がありました。
今作の逆逆警察。彼女たち3人組の魅力の有無がファントミラージュの成功にかかってる気がしてなりません。
逆逆警察は、番宣をみるとキャラは良さそうだけど、滑ってるように見えてしまったのが不安・・・。
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ファントミラージュは視聴者の年齢層を下げてきた!?
衣装を見たときの印象は、「対象年齢を下げてきた?」と感じました。
演じるメンバーは、マジマジョが撮影時、中2、中3だったのに対して、
ファントミのメンバーは、中1〜高1。それほど変わりはないですね。
エンディング曲も「じゃん☆けん☆ぽん」ですからね。
ただ、三池監督によると、むしろ上の年齢層も意識してるかのような発言をされていました。
「ひとつのシリーズを観て卒業ということではなく、今まで観てくれた子どもたちがお姉ちゃんになっても楽しめる、今まで観てなかったもっと小さな女の子も楽しめる」
magical2のライブでも小学生の高学年もちらほらと見かけましたが、まだごく少数でした。もう少し上の年齢層も引き込めるとシリーズの人気も上がっていくのですがね。
今まで同様、大人も楽しめるような作品になってくれることを願いたいものです。
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