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キッズタブレットが人気な理由
おもちゃとしても、学習ツールとしても効果的で、長く利用できるのが、キッズ向けタブレットの魅力です。
子供だけで時間を過ごしてくれるので、親としては助かる場面が多々あります。
短期間で飽きがちなおもちゃ遊びと違って、キッズタブレットは都度アプリ・ゲームを追加したり、動画も見れるので長期間遊べるのも大きな利点です。
動画(YouTubeや有料サービス)は、学習系かエンタメまで無数にあるので年齢問わず、いくらでも楽しめます。時間制限や閲覧コンテンツをコントロールする設定も可能です。
大人用タブレットと主な使い方は変わらないため、将来タブレットやパソコンの練習用途として購入する人もいます。
購入者の用途
- YouTubeを見せたいから
- 子供ゲームで使うため
- 学習アプリで勉強してほしい
- パソコン・デジタル機器への慣れ
「キッズタブレット」と「玩具タブレット」の違い
- 玩具タブレット:元々入ってるアプリだけで遊ぶ。ネット接続なし
- キッズタブレット:ネット・動画閲覧OK、アプリ追加が自由
玩具タブレットのメリット・デメリット
玩具タブレットは、ゲーム・アプリは最初から入ってるので、設定などが不要で、すぐに使い始めることができます。キャラクターに特化したアプリばかり収録されてるのが、最大の売りです。
ネット接続ができないので、ゲーム・アプリを追加することはできません。また、WEBやYouTubeなどの閲覧もできません。電池かアダプタ接続しながら動かすのが主流です。バッテリー動作の商品も出始めたところです(2021年)
キッズタブレットのメリット・デメリット
キッズタブレットは、アプリ・ゲームを自由に入れたり、ネット、YouTubeなどの動画も閲覧ができます。画面サイズ・カメラ性能などは玩具タブレットより数段上です。特に画面の違いは、大きな利点です。
アプリのダウンロード、OSアップデート、Wifi設定、アクセス制限などの管理が必要になります。学習アプリやゲームを自由に追加できるのは大きな利点ですが、子供に適した質の高いアプリを探す手間があります。有料アプリで追加費用がかかる場合も。
また、本体性能やアプリによっては反応が遅い・上手く動作しないなどの問題が起きることがあります。
オススメはどっち?
価格帯は、1万円弱〜1万円台後半と、ほとんど同じくらいです。一概にどちらが上とは断定できません。
- 子供が好きなキャラクターの商品がある→玩具タブレット
- Wi-fi接続など設定が面倒→玩具タブレット
- ネットやYouTubeを見せたい→キッズタブレット
- 親もネットやYouTubeを見たい→キッズタブレット
- 長く使いたい→アプリを追加できるキッズタブレット
キッズタブレット「Amazon Fire HD」vs「Vankyo」
一言で違いをいえば、
- Amazon Fire HD → スペック高い・価格高
- Vankyo → スペック低い・低価格
オススメを厳選して、以下3つのモデルを表で比較してみました。
Fire HD10 | Fire HD8 | VANKYO Z1 | |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 11インチ 1920x1200(224ppi/1080p) | 8インチ 1,280×800(189ppi) | 7インチ 1,024×600 |
サイズ | 20.9 x 26.9 x 2.7cm | 23.3 x 18.4 x 2.6cm | 18.9 x 10.8 x 0.95 cm |
HDD容量 | 32GB ※1TBまでのmicroSDカード対応(別売) | 32GB | 32GB ※128GBまでのmicroSDカード対応(別売) |
メモリ | 3GB | 2GB | 1GB |
重量 | 778g(カバー含む) | 355g 550g(カバー含む) | 250g カバー込み:558g |
カメラ | 前背2個 500万画素 | 前背2個 200万画素 | 前背2個 200万画素 |
保証 | 2年間交換保証 | 2年間交換保証 | なし |
OS | Fire OS | Fire OS | Android OS |
バッテリー | 最大12時間 | 最大12時間 | 利用時間非公表 2500mAh |
保護カバー | ピンク ブルー パープル | ピンク ブルー パープル | ピンク ブルー |
価格帯 | 19,980 | 14,980 | 9,980 |
発売日 | 2021年 | 2020年 | 2021年 |
Amazon「Fire HD」キッズモデルを選ぶ利点・オススメな人
2021年現在のオススメは、「Fire HD8」か「Fire HD10」です。
Fire HDは、Vankyoに比べて、本体性能が高いのが特徴です。
特に大きな違いが、「ディスプレイサイズ」「メモリ」「本体保証」です。
ディスプレイサイズは、大きい方が目に負担がかかりにくく、扱いやすさも向上します。解像度が上がると、画像がキレイに見えます。
Fire HD10 | Fire HD8 | VANKYO Z1 | |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 11インチ 1920x1200(224ppi/1080p) | 8インチ 1,280×800(189ppi) | 7インチ 1,024×600 |
一方、小さい方が軽くて持ち運びには、便利かもしれません。
メモリは、アプリの反応速度などに影響します。
Fire HD10 | Fire HD8 | VANKYO Z1 | |
---|---|---|---|
メモリ | 3GB | 2GB | 1GB |
価格に比例して上がっていきます。
YouTubeを見るだけなら、さほど重視する必要はありません。3Dなど豪華な見た目のアプリを使ったり、複数のアプリを開いたりすると、違いがでてきます。
他にもバッテリーの持ち時間。カメラ性能などもFire HDの方が上です。
本体の事故保証が2年間ついてくるのも、FireHDの大きなメリットです。
落下・水漏れなどありがちな事故でも、対応してくれるので小さな子どもが扱う場合でも安心です。
有料キッズコンテンツが1年間無料、という特典もついてきます。
「Amazon Kids+」は、子供向けの有料の書籍(マンガ・絵本含む)、ビデオ、学習アプリなど数千点のコンテンツが、使い放題になるサービスです。2年目以降は、月額料金がかかりますが、1年目で価値があるか判断して利用を中止することもできます。
※2年目以降:通常月980円 / Amazonプライム会員月480円
Vankyo(Androidキッズタブレット)を選ぶ利点・オススメな人
Vankyoキッズタブレット(2021年モデル)の良い点・注意点を紹介します。
良い点
良い点:価格が安い、保護ケースが頑丈でスタンド付き、子供向け専用アプリ搭載、YouTube専用アプリ
親のスマホからも利用時間などを確認できる利点があります。
ペアレントコントロールは、毎日の使用時間を1.5時間まで。午後2時〜5時などの設定が可能です。ウェブサイトやアプリの制限も掛けられます。
Fire HDと比較して、YouTube専用アプリが使えます。
注意点「スペックは総じてよくない」
本体の性能は全体的に高くないので、親のスマホや最新のタブレット(iPad)などに慣れてる場合は要注意です。
まず、アプリの反応速度は、よくありません。大人用のスマホやタブレットに慣れてると、結構モッサリに感じると思います。初回利用時など、水面下でアップデート処理中は、特に重くなります。
メモリが少ないので、最新のゲーム(3D系)はまともに動かない可能性があります。液晶の解像度やカメラの画質も、よくはありません。
HDD容量は、最新Fire HDと同等です。写真やアプリを多く利用して、容量が足りなくなった場合は、microSDカード(有料)で容量を増やせます。
バッテリーの持ちも良くはありません。1日2時間ほど使って、2日分ほどの稼働時間です。毎日使った後に、充電する分には問題ない許容範囲だとは思います。
総合的に、スペックはお世辞にも良いとは言えませんが、子供が使う初めてのタブレットとしては、及第点ではないかと思います。反面スマホやタブレットに慣れてる大人が使う場合には、要注意です。
Vankyoキッズタブレット「選ぶなら最新2021年モデル一択」
2020年モデルとほとんど性能に違いはありませんが、CPUのプロセッサ数が1→4に増加されてます。クロック数は同等なので、使用するアプリによっては処理速度が早くなってるかもしれません。価格もほとんど変わらないので、少なくとも旧モデルを選ぶ理由はまったくないでしょう。