今まで接点がなかったモモカとダメ之丞。2人の対決は少し意外でしたが、2人の対比が見事なシナリオでなかなか奥深いお話でした。ダメ之丞の過去が明らかになった45話の感想を紹介します!
タイトル | 45話「行くぜベイビー!モモカVSダメ之丞」 |
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初回放送 | テレビ東京:2月10日(日曜)9:00〜9:30 |
ゲスト | 桝カカオ (長谷川朝晴) |
目次
厳しすぎるティアラさん!親にとっての反面教師?
「チョコ作りのことを話題にしたり」「魔法の力を過信」して怒られてしまうモモカ。
ティアラ「今のモモカは、マジョカプリンセスにふさわしくありません」
突然厳しくなるティアラさんにモモカだけでなく、視聴者も驚いたはず。邪魔男爵が復活して「本当の戦い」が迫っているため、ティアラさんも気を引き締めるための発言だったようです。
ただ「モモカに期待してる」と言っても、もう少しいい方があるんじゃ・・・。
モモカが自分からマジョカプリンセスになりたい、と言ったわけでもないしな。
少し前までは、リンが漫画読んでいても咎めることもなく、ユリアにも「息抜きしたら?」とか奨めていたのに・・・。
親へのメッセージ?
ふと考えると、私たち親も子供に理不尽な怒り方をしているのでは?
いくら正論でも子供目線で考えることは大切だよな、と考えさせられました。
サトエリが「期待してるからよ」とフォローしていたので、親としてのあり方を制作陣から見せつけられた気がしたのは、考えすぎでしょうか。
マジマジョのテーマは、大人でも考えさせられることが多いです。
ダメ之丞はショコラティエを目指す青年だった
ダメ之丞は、パティシエ(ショコラティエ)を目指す青年でした。
キャラ的にバンドマンかと思いきや、過去は地味な青年でしたね。
しかし、度重なる叱咤で夢をあきらめてしまいます。
「ダメだ、何度言ったら分かるんだ」
「チョコレートは見た目だけじゃダメなんだよ」
「今の君はショコラティエにふさわしくない」
と叱られることで、ネガティブになっていくダメ之丞。
「何をしてもダメダメなのさ」と完全なあきらめ体質に。
ネガティブになるのは分かるけど、邪魔邪魔団になるほど強烈な過去にも見えなかったので、もう少し視聴者が納得するぐらい強烈なエピソードがあっても良かったかな。
「親からも期待されなかった」
「いじめられてた」とか。
まあ、日曜の子供向けとしては暗くすぎるか・・・。
邪魔邪魔団に入った経緯も知りたかったけど、邪魔男爵がスカウトしたりしたのでしょうか。
モモカとダメ之丞の明暗を分けたもの
まるで接点がなさそうなダメ之丞とモモカ。
2人とも「ふさわしくない」という言葉を突きつけられている共通点がありました。
同じように叱られても、
- 諦めるダメ之丞
- 諦めないで前に進むモモカ
と対象的な行動をとるというシナリオが見事。
2人の違いとして、モモカは自己肯定感が高い、から諦めずに前に進めたのかなと感じました。
あと、母(サトエリ)の存在も大きかったですね。
ダメ之丞には、助けてくれる人がいなかったのかも・・・。
最後の「俺のエプロン、とっておいてくれたんですね」は良いシーンでした。
でも、先生がもう少し「期待」を見せてあげても良かったのにな〜、と感じてしまいました。
邪魔邪魔団3人の掛け合いも最後
ダメ之丞がピュアライズされて、邪魔邪魔団3人のバカノリがもう見れないと思うと悲しいですね。
ダメ之丞がいなくなって、ダメ太郎やムダ子がどんなリアクションをするか気になるなあ。
個人的に、邪魔邪魔団はマジマジョの魅力を支える1つだと思っているので、本当に終わりが見えてきたんだなと。
邪魔邪魔団がいなくなると、マジョカセレモニーの最後の戦いが盛り上がるのか不安になってしまいますが、どうなるのでしょうか?
一部ファンが喜びそうなメンバー間のキャピキャピは一瞬
戦いとかいいから、もっとこっちを見せてくれとか思ってるファンもいそう。
次回予告で流れていたこの仲良しシーン。
なにかと思ったら、モモカが立ち直って喜ぶミツキやシオリだったんですね。
まとめ
エンディングの「サンキュー」が、何度も聴く度に良くなってきました。
出だしのピアノと歌声が切ない・・・。
マジマジョピュアーズも(おそらく)残り6話ほどになりました。うーん、終わりが近づくのは寂しい・・・。
>>magical2は解散しない?存続の可能性がみえた出来事とは?
この後、ムダ子、ムリ太郎と1人ずつ対決していくようですね。
でも、マジョカセレモニーの前に邪魔邪魔団がピュアライズされると、最後の敵は邪魔男爵1人?
今後の展開が相変わらず読めない!
最後はこちらが予想できないどんでん返しに期待したいです!