マジマジョピュアーズの最終回。ついにこの日が来てしまいました。
51話で最後の放送となったマジマジョの感想をネタバレありでお届けします。
タイトル | 51話「マジマジョピュアーズ!は永遠に」 |
---|---|
初回放送 | テレビ東京:3月24日(日曜)9:00〜9:30 |
目次
マジョカセレモニーや魔法界の謎
「マジョカセレモニー」は何週にも渡って重要イベントとして描かれてた割に、出席者が少なくて、意外とこじんまりした式でしたね。
プリンセス誕生を大勢の国民が祝うパレードのようなものを想像してしまっていたので・・・。
式に参加していた妖精2人は、まったく紹介されることがありませんでしたね。王冠を被ってるので、王様と王妃なのでしょうか?そして、マジョカプリンセスは数百年現れてないということですが、前回(現在)のプリンセスは誰だったのですかね。
最終回なので、新キャラ描写に時間をとってる余裕はなかったですね。
以前、マジョカプリンセス候補を決めるときに、ティアラさんと同じような魔女がいましたが、彼女たちも出席しませんでしたね・・・。
「魔女たちが真の悪者」な展開もあるかな?と思っていましたが、そこまでのどんでん返しはありませんでした。やるなら1話では描けないので、数話必要でしょうが。
「ティアラさんが実はラスボスだった」は、子供のトラウマになりそうなので、なくてよかったです。
邪魔大帝の夢は「邪魔彦と真剣勝負する」ことだった
邪魔大帝の本当の夢は「息子の邪魔彦と真剣勝負する」ことでした。
前回50話で邪魔大帝が「俺のホントの夢は・・・」と伏線を残していました。いかにも重たい過去や想いでもあるのかと思いきや、最後まで邪魔男爵はおちゃらけキャラでした。
こんな夢だったら「なぜ、今まで実現できなかった?」と思ってしまいました(笑)。
照れくさくて言えなかった?邪魔彦が反抗期だった?
うちの娘はまだ小さいので分かりませんが、子供が大きくなると意外と素直に向き合えることが難しくなったりするのでしょうか?
最終回をみて更に感じたのが制作スタッフは、
「感動よりも笑い」を重視していたのかな〜ということ。
グラン魔退場や、邪魔大帝の夢も、脚本次第ではもっと感動寄りにできたと思います。でも、最終回にあえて将棋やあっち向いてホイをもってきて、「なんじゃそりゃ〜(笑)」という視聴者のリアクションをスタッフも期待しているのだと感じました。
登場キャラの夢や今後の道
マジマジョピュアーズたちの夢
- ユリア → 夢は探し中(学校に行き始めた)
- ミツキ → プロスポーツ選手
- リン → 漫画家
- シオリ → モデル
- モモカ → 5人みんなで一緒にいること。人間界と魔法界を行き来できる特別なプリンセスになること
- ティアラさん → 夢は不明
メンバーの夢を聞いていたら、演じる本人たちはどんな道を歩んでいくのか気になってしまいました。
一番役柄と本人の夢が一致してるのが、シオリですね。以前「モデルや歌手」が夢と発言していました。本人も以前、自分の役柄とシオリは近いと言っていたと思います。
ミツキ本人はスポーツが苦手で、漫画やアニメが好きらしいので、リンの方が本当はキャラとしては近いんですよね。ダンスの動きを見ると信じられませんが。本人は以前、演技に一番興味があると発言していましたが、現在はどんな夢をもってるのでしょう。個人的に演技が一番うまいのがミツキだと思います。ドラマとかでまたミツキの演技がみたいなあ。
リン本人は、メンバーで一番の歌唱力。LIVEの歌声も安定感が一番なので、ミュージシャン志望なのでしょうか?リンの歌はバラードで映えるので、magical2のバラードも聞いてみたかったです。
ユリア役は、学校に行くみんなを見送って留守番していたので、学校に行けてよかったですね。人間界のことや感情を覚えて、人間らしくなっていくユリアが一番成長していた気がしますね。第2の主人公といえるかもしれません。
ユリア本人はTwitterで「マジマジョの活動を通じて、夢が固まってきた」という趣旨のことを以前発言していました。具体的な内容は明らかにしていませんでしたが、「役者か音楽」ということなのでしょう。
モモカ役は、プリンセスという大役を押し付けられて、ユリアとは逆に普通の女の子っぽさがなくなり自由さがなくなっていきました。最終回でコピー役を作って、自由を取り戻せてよかったですね。
それにしてもモモカのルックスは、主役にピッタリと改めて実感。誰もが納得するセンターはなかなかいません。次回作の子はモモカと比べられるので大変ですね〜。
ティアラさんは、門番なので人間界では外に出られない悲しい宿命。魔法界であれば自由に外出できるようですが。人間界で自由に外出するのが、夢かもしれません。
邪魔界のキャラの夢や今後の道
- ダメ之丈:夢はパティシエ。初めて店で新しいケーキを作った
- ムダ子:友達と楽しく過ごす
- ムリ太郎:夢はお笑い芸人(まんぷく太郎に改名して、バニーズとして活躍中)
- 邪魔男爵:息子と真剣勝負すること
- 邪魔彦:不明
- グラン魔:サンタクロースの世界へ行く
邪魔邪魔団の3人は、同窓会とかやったりしないのかな。
ムダ子は、キャラが濃いだけに「友達と仲良く過ごす」ということにギャップを感じてしまいました。なんかぶっ飛んだ夢も見せてほしかったですね。
ダメ之丈は、初見はパティシエに違和感がありましたが、今見ると違和感ゼロ。
一番しっくり来たのがムリ太郎のお笑い芸人という夢。
邪魔彦の夢が語られていなかった気がしますが、邪魔彦も父親と仲良く過ごすことを望んでいたのかもしれませんね。
初期は、武器に仕掛けをして、邪魔男爵を葬ろうとしたくらいなので、よほど過去にひどいことがあったのでしょうか。
グラン魔も、サンタと退場 で終了が信じられませんでしたが、「夢を叶えること」がテーマなマジマジョらしくて良いのかもですね。「きらめく夢ピュアライズ邪魔す」と最終回で少し登場してました。
エンディングは割とストレートな展開
- 「モモカと会えなくなる」→「コピーを作って戻ってきた」
- 邪魔男爵の夢が意外だった
など、視聴者を裏切る展開もありましたが、モモカが戻ってくるのは割と予想できる内容でしたね。
大人としては複雑なエンディングを期待する人もいたかもしれませんが、子供向けとしてはこれくらいシンプルな内容でよかったのでしょうね。
最終回が、感動・泣きを押し出しすぎなかったのは、「次回作につなげたい」という狙いもあるのでしょうか。
泣きの展開で終わった感が強いと、「シリーズ自体を卒業してしまう人が増えてしまう・・・」というのは深読みしすぎでしょうか。
キャスト全員の「愛について」ダンスシーンが良かった
終盤の「愛について」をみんなが踊るシーン、良かったですね〜。複数のキャラがたくさん出てくるので、何度か見返したいと思いました。
邪魔男爵だけオリジナルな振り付けだったり、カイト君やグラン魔がノリノリだったり、役者の個性が見えます。ムダ子はやっぱりダンスの切れが良い。ダンス経験者なのでしょうか?
もっと深掘りしてほしかったこと
マジマジョ全体を通して、個人的にもっと見たかったシーンなどを思いつくままに。
シオリが闇落ちしたときの経緯は、もっと詳しく知りたかった。
マジマジョメンバーは、みんなソロ回がもっと見たかった〜。リン、ミツキが人間界に来るときのエピソードとか。
邪魔彦は、なぜ父親を恨んでいたのか?人間界と引き離したグラン魔の目的は何だったのか?
など、気になることが残ってしまいました。
邪魔男爵は、キャラがぶっ飛んでるので整合性のある過去は期待できなそう。
ティアラさんも、突然魔女衣装になったり、ティアラショップから出られなかったり謎が残るキャラでした。
ついにマジマジョが終わり・・・
ついにマジマジョも終わってしまいました。
子供と一緒にアニメを見ることはありますが、マジマジョのように親も真剣に見てしまう番組は貴重です。番組も終わりますが、magical2としての活動も終わると思うとツライ・・・。
エンディング曲がサンキューになった辺りから「マジマジョロス」を意識する機会が増えていましたが、ついにこのときが来てしまいました・・・。
-
magical2は解散!?一部メンバーが新グループに参加
続きを見る
- 「マジマジョでシリーズを卒業する人」
- 「次のシリーズも見る人」
と分かれるでしょう。
でも、マジマジョからシリーズを見始めた人にとっては、いつまでたってもマジマジョピュアーズが一番になる気がします。
一方、子供は切り替えが早いものです。
もちろん卒業する子もいるでしょうが、うちの子供はすでに次回作の「じゃんけんじゃんけんじゃ~んけん♪」を何十回とリピートしていて驚きました。
外見については、大人が「◯◯の方が可愛い!」と論争してるのに、「モモカとシオリみたいな子がいる」と、あまり気にしてないようでした。
番組は終わりましたが、来週3/31は特番でマジマジョの振り返りもあるようですね。
そして、イベントなどでマジマジョ(magical2)を見れる機会は続きます。
-
マジマジョピュアーズ終了後の活動スケジュール
続きを見る